今年もまた米国では昨年と同じような、自然が
猛威を振う自然災害の季節がやって来た。
２０１１年７月には、熱波が米国の中西部を襲った
熱波の影響で１５州で最大６４人の死亡が出た。
今年も６月末に東部や南部を中心に猛暑となり
テネシー州では観測史上最高の４２・７度を記録。
７月２日の米海洋大気局（ＮＯＡＡ）発表では、全米
各地に備えられている観測点で過去最高の
気温を記録し、６月を含めると３２００ヶ所以上で
過去最高の高温を記録している。
熱波によって、森林や原野で火災が発生したり
熱で道路や鉄道など交通手段にも影響が出た。
また、停電まで発生しているというから、熱中症
だけでなく命への危険性の高まりを備えている。
熱波発生の原因は、冬の期間の降水量、積雪
量が少なかったため、気温の上昇に伴い平野部の
広範囲で熱が蓄積されることによるとされる。
多量の竜巻発生に続いての熱波と気象災害の
連続で、今度は干ばつも懸念され、穀倉地帯への
影響も懸念される。
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