ウシの生体の肝臓の中に、腸管出血性大腸菌の
O-111やO-157などが存在することから
7月1日から、食品衛生法で提供が禁止された。
7月に入って、韓国へ旅行した人は一様に
生レバーを存分に食べて来たことが土産話に。
韓国でも、いくら病原体に対する備えはしている
とは言え、現実に生体内に病原体が生息して
いる限りは、食中毒患者は発生している。
表面化して騒がれていないだけのことで、日本と
同等の危険性は備えているのは間違いない。
厚労省食中毒被害情報管理室が公表した報告
では、生レバー提供禁止直前の3日間に全国で
ウシの生レバーを食べたことによる食中毒事件が
11件発生し、54人の食中毒患者が出ている。
過去の統計では、年間の発生件数が平均9件で
あったのが、3日間で11件と集中発生。
食中毒発生防止に備えた衛生管理も不十分な
料理が、客の求めに応じて提供されたのだ。
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