ハリウッドの女優などが行っているダイエット法で
日本でも肥満対策として広まった。
通常1日に摂取する炭水化物量200~300gを
20~40gへと極端に減らすダイエット法。
身体を維持するために必要なエネルギーを得る
ブドウ糖が少ないために、膵臓からインスリンに
代わって「グルカゴン」ホルモンが分泌される。
グルカゴンは、体内に蓄積されている脂肪分、
特に内臓脂肪を分解して熱源にしてくれる働きを
備えているために、肥満解消につながる。
また、炭水化物摂取を減らすことで、ブドウ糖を
細胞内に脂肪として蓄える働きを備えたインス
リンの出番が抑制されて血糖値も下がる。
炭水化物摂取制限がダイエットの主流のように
受け取られていることに対し、アメリカでの研究で
大きな危険性を備えていることが指摘された。
炭水化物の摂取量を減らしてタンパク質に置き
変えて行くバランスを替える実験結果で、炭水
化物の摂取量を10%減らす毎に、心筋梗塞や
脳卒中などを発症する危険性が4%づつ増加し
最大で1.6倍も危険性が増したとしている。
無理なダイエットには落とし穴があると言うことだ。
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