糖尿病だからと言って、炭水化物の摂取を控える
治療法に頼る患者が居ることに対して、日本
糖尿病学会は長期的に安全性が確認されたり、
効果が検証されていないため勧められないとの
見解を発表している。
糖尿病であっても、脳や筋肉の活動エネルギー
源として、炭水化物の摂取は欠かせない。
カロリー制限を必要とする患者でも、1日あたり
1800Kcal程度は摂取する必要がある。
体重を減らす目的だとして、炭水化物の摂取を
制限すると、逆に糖尿病を悪化させることもある。
日本糖尿病学会では、1日に必要なカロリーの
50~60%は炭水化物で摂取することを勧めて
おり、蛋白質を25%程度、残りを脂質で摂る。
糖尿病だからと言って、極端に炭水化物を抑制
するのではなく、適量を摂取し、適度の運動を
続けることが大切だ。
最近、糖尿病を発症している患者とその予備軍を
含めると2200万人とされている。
高カロリー食品の摂り過ぎや過食は、肥満に
成らなくても糖尿病を発症することもある。
また、強度のストレスも発症原因になり得る。
規則正しい生活と運動が予防の基本だ。
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