高級な中華料理の代表格がフカヒレだが、最近の
中国国内での調査で、市中で一般的に食されて
いるフカヒレスープの90%はニセモノだという。
浙江省政府の抜き取り調査では82件の内、79
件が人造のフカヒレで大半はフカヒレ成分を全く
含んでいない真っ赤なニセモノだったと報告。
こうなれば殆んど人は本物のフカヒレに対する
予備知識をそもそも備えていないことになる。
牛肉や豚肉でもニセモノが大流行だ。
安く手に入るカモ肉などに薬剤や着色剤などの
添加物を加えて加工し、牛肉や豚肉そっくりな
外観を備えた偽物を造る工場が摘発されている。
こうした偽装肉は発がん性を備えた有害な添加
物を多く使用しているから怖い話だ。
市中のスーパーなどで、「牛肉香精」と呼ばれる
調味料が売られていて、これを振りかけると
牛肉の味に化けるとかで一般家庭にも入り込んで
から、外観から味覚まで偽装商品が溢れている。
更に怖いのは、鍋料理に麻薬のケシを混入させ
味を旨くして固定客に取り込む店も多いとか。
中毒患者のお得意さんを作ろうと言う作戦だ。
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