全国の都市の地下水源も汚染され続けており、
汚染を免れて、飲料に適した条件を備えている
地下水は3%しかないとの調査報告書がある。
中国環境保護省も、飲料水が主要原因となって
いる「ガン村」の存在を認めざるを得なくなった。
がん発症などの重大な危険性を備えた有害な
化学物資を生産、又は扱っている企業の1/4は
水源から5Km以内に立地しており、8割は住宅
地に隣接している。
企業は汚染水を垂れ流したり、地下水脈に排水。
灌漑用水や生活水の供給源であった河川の
汚染も深刻化する一方で、上海市の水源である
川に1万5千匹を超える豚の死骸が流された事件
では、原因も犯人も不明のままであり、市当局は
飲料用に支障はないと抗議を突っぱねている。
四川省の川では1千羽を超えるアヒルの死骸が
流れ、重慶市の川でも大量の魚が死んで腐臭を
放っていても市当局は原因は不明だが水質は
問題ないと聞く耳を持たない。
国はメディアに対して、住民を不安に陥れる可能
性を備えた問題に対する独自取材や報道を
禁止する命令を出している。
報道源を地方政府に一本化することで混乱を
避ける方針のため、問題が発生すれば調査より
先に、水は安全と発表するのが通例になっている。
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