地震国の日本にとって明るいニュースとなるのか
どうかは判らないが、一寸怖さを伴う夢の話。
最近発表された研究では、地震が発生した時の
地下での急激な圧力の変化で金鉱脈が瞬間的に
形成されるらしい。
地震により発生する岩盤の断層の隙間に液体が
溜り、海面の2900倍もの圧力が掛っている。
この状態で地震が発生すると、隙間が一気に
広がり、液体は瞬時に気化する。
その際、液体に含まれていたシリカや金の微小
粒子が結晶化して微細な金鉱脈が生成される。
1ヶ所の断層系で年間に数千回以上もの地震が
発生しており、この繰り返しで金鉱脈が成長する。
研究では100トンの金を備えた鉱脈形成には
十万年ほどかかる。
現在地球に存在する金は、三十億年ほど前の
造山運動に伴う地震により生成されたという。
世界一の金資源国になるのは大分先のことだ。
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