気象庁 風の強さ解説表を改訂

備えよ常に！　備えあれば憂いなし 凱旋門のある通り







気象庁は２０１３年３月２６日、風の強さを表す

「解説表」を改定して公表した。

これまでは「平均風速」だけだったのに加えて

新たに「瞬間風速」の風力の目安を盛り込んだ。

平均風速は、１０分間の平均風速。

瞬間風速は、３秒間の平均風速。

測定・算出方法は、０．２５秒ごとに更新される

数値を３秒間分（１２サンプル）の平均値。

最大風速は、平均風速の最大値。

最大瞬間風速は、瞬間風速の最大値。

新解説表では、瞬間風速３０ｍ以上を「非常に

強い」に相当するとし、「何かにつかまっていないと

立っていられない」、また、風に飛ばされて来た

物に当って負傷する恐れがあると解説。

瞬間風速４０ｍ以上は、「非常に強い」から「猛烈」

に相当するとし、「屋外での行動は危険」とした。

台風情報などでは、日本では洋上には定点観測

点を備えていないため、米軍の情報を参考にする。

この場合、米軍の平均風速は１分間の平均である

のに対し、日本は１０分間の平均のため差が出る。

一般的には、１分間平均の数値の方が大きくなり

１分間平均の０．８８倍が概ね１０分平均となる。

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