ＰＭ２．５が肺がんや脳梗塞の原因となっている
のは明白であるが、最近の研究では大気汚染
物質が含むＰｍ２．５，二酸化硫黄、酸化窒素
などが妊婦の体内に入ると胎盤に付着して、
胎児が十分な酸素や栄養分を摂取出来なくなり
低体重児や先天性疾患の原因となるほか、早産の
原因となる可能性を備えている明らかにされた。
中国を含む発展途上国の中で、低体重児率は
中国が６％と断トツだ。
中国保険当局の報告では、先天性疾患の赤
ちゃんは年間９０万に達しており、過去２０年間で
７０％増加し、都市部では２倍になったとしている。
少子老齢化が加速している中国で将来を担う
赤ちゃんの発達上の障害増加は未来を暗くする。
経済発展と共に垂れ流しで増加した工場や自動
車などからの毒性を備えた排ガスが、大気汚染
物質となって年中都市部を覆っている。
「汚染に宣戦を布告」した一方で更なる経済発展
促進に備えたインフラ重点投資を続ける限り
大気を始めとする汚染解消の成果は上がらない。
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