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2014年4月3日木曜日

インフル感染時のだるさは脳内炎症

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
春日大社







インフルエンザに感染した時に感じる全身の

疲労感や倦怠感は辛抱しきれず、誰しも早く

横になりたいと思う。

この疲労倦怠感を覚える仕組みを理化学

研究所の研究チームが突き止めた。

インフルエンザウイルスに似た物質をラットに

投与し、体温39度以上に保って、活動量が

普段の約40%に落ちるなどウィルス感染に

似た症状にして、ラットの脳内を調べた。

検査結果でタンパク質の「インターロイキン

1ベータ(IL1β)」など炎症性の物質が多く

出来ていることを突止めた。

同じ状態にした別のラットの脳に「IL1β」の

働きを阻害する物質を投与すると、活動量が

低下しなかったため、脳内に発生した炎症が

疲労倦怠感を覚えさせる原因であることが判明。

ウイルスに感染すると体の炎症反応が信号と

して脳に伝わり、疲労感が生じるとされているが

脳内に発生した炎症が引き金となっていた。

さまざまな病気に伴う疲労倦怠感の治療法の

開発に繋がる可能性を備えていると期待される。

 備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?





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