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2014年4月9日水曜日

中国の大気汚染評価基準は詐欺的

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
佐保川堤







2012年12月以降、中国政府が大気汚染度を

国民に公表するシステム構築に備えて、新たな

大気質指数(AQI)を制定した結果、北京市や

上海市の汚染状況を伝えるニュースが多くなった。

日本でも中国国内の異常な汚染状況を知る機会が

多くなり、飛来するPM2.5への関心が高まった。

中国では2010年には大気汚染物質が備え

PM2.5が原因で120万人が肺がんなどによる

呼吸器疾患で死亡したと報告されている。

今春北京市で大気汚染指数が500マイクログラム

(μg)を超える汚染日があったが、これは身体への

危害が明らかに増加し、5~7年後には喘息や

慢性気管支疾患、更には肺がんへの影響が

顕著になる危険性を備えた汚染だ。

日米などではPM2.5が1m3当り35μgを超える

汚染は注意報が出されるが、中国の基準(AQI)

では、100μg以下は良であり、日米で健康に

影響を与えるとして外出を控えるレベルの100

μg超でも、中国の基準では「軽度汚染」だ。

汚染度が100μg増すごとに平均寿命が3年

短縮するとされるなか、中国が定めている汚染

評価の基準は、国民の健康に対する認識を誤った

方向に導く詐欺的な評価基準だとの厳しい批判も。

 備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?





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