インフルエンザウィルスに対する特効薬として
タミフルやリレンザなどが開発されている。
だが、猛烈な感染拡大が続くエボラ出血熱に
対しては未だ薬剤もワクチンも開発されていない。
一見共通性の無いインフルとエボラウィルスは
エンベロープ・ウィルスという共通した膜を持つ
ウィルスの仲間で、増殖する仕組みが類似する。
この種のウィルスは、宿主とする細胞に取付く
ための特有の構造を備えている。
この構造部分を事前に塞いでしまえばウィルスの
増殖活動が阻害されるとの原理が確立された。
長崎医大の安田二朗博士が進めている研究だ。
現在、塞ぐための低分子化合物の探索が進む。
ウィルスは細胞が持つレセプター部分に取付き
細胞内に入り込み、何千倍、何万倍も複製して、
宿主細胞から出芽して成熟化する。
タミフルなどの既製薬は、この過程の放出・熟成
部分を標的にして増殖を阻害する。
感染が拡大するエボラ出血熱の治療に、富山
製薬が開発したインフルエンザ用の治療薬の
アビガン(一般名・ファビピラビル)がエボラ出血熱
にも治療効果があるとして注目されている。
アビガンはエンベロープ・ウィルスのグループの
全てに対し、ウィルスそのものの増殖を抑制する
少なからぬ働きを備えていることになる。
エンベロープ・ウィルスが引起す出血熱には
エボラ出血熱、マールブルグ出血熱、ラッサ熱や
クリミア・コンゴ熱などがある。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
W. ヒューストン DVD
マイケルジャクソン DVD
Javari.jp レディース
0 件のコメント:
コメントを投稿