水の惑星、地球と同じような環境を備えた天体
探しが盛んに行われ、話題も次々と出て来る。
米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）の研究チームが７月
初めに発表した土星の衛星タイタンに存在する
海の水は塩辛そうだと言う。
２００４年から、土星を周回しているＮＡＳＡの
無人探査機カッシーニの観測データ解析で
タイタンを覆う厚い氷の下に水が存在することは
既に確認されていた。
このほど、カッシーニーが備えている機器が
感知した僅かな重力の歪みから、水の密度は
真水より遥かに高く、死海並の塩分濃度が３０％
近い塩水で、硫黄やナトリウム、カリウムを含む
と推定されている。
木星の衛星のエウロパは氷衛星と呼ばれており
やはり表面の氷の下には水が存在するようだ。
火星にもかって水が存在したことを示す川の
流路跡が確認されている。
広い宇宙では地球型惑星の発見も相次いでおり
「ケプラー１８６ｆ」やメガアースの「ケプラー１０」
などは地球に近い環境を備えているとして
話題なった天体だ。
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