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2014年12月10日水曜日

融解が進むアンデス山脈の熱帯氷河

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
藤袴・萩



12月1日から世界の195ヶ国がペルーに集まって

国連の気候変動会議(COP20)が開催されている。

温暖化阻止に備えたCO2削減について、先の米中

首脳会談で、アメリカは25年までに05年比で26~が

28%削減すると明確な数字を挙げたのに対して、

中国は30年ごろまでに排出量をピークにすると

曖昧な表現しかしなかった。  

会議でどのように具体化されるかが注目される。

会議開催地の南アメリカ、地元の課題として会議の

議題に取上げられた問題に熱帯氷河の減少がある。

専門家の検証による指摘では、20世紀初めから

現在までに世界の平均温度が上昇したことで

世界中の山岳の氷河が大きな影響を受けている。

赤道直下の国、エクアドルにも1980年代末当時、

92Km2の氷河が存在したが、2010年までに42Km2に

縮小し、今年には38Km2にまで減少するという。

ボリビア、コロンビア、ペルーでも、同様の現象が

生じており、ボリビアでは世界最高所、5400mに

立地するスキー場で知られたチャカルタヤ山に

かつて存在した万年雪は、4年前に消失した。

ペルーでも1970年以降で氷河が40%縮小した。

専門機関の研究では、熱帯氷河の融解で海面が

24cm上昇する可能性を備えているとされる。

 備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?





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