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2014年12月27日土曜日

酒に酔わない人はがんのリスクが高い

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
吉 城 川



日本人は一般に欧米人よりも人種的にアルコール

分解酵素の働きが弱い体質を備えている。

それだけに自分の体質を理解して酒席に臨まないと

「酒に飲まれる」粗相を仕出かし勝ちだ。

酔いで顔が赤くなる働きをする酵素と、アルコールの

分解に働く酵素の二つの酵素の働きで悪酔いしたり

酒が残る状態になったりする。

専門家は、この酵素が備える働きで9つのタイプに

分類して、5つのタイプでリスクを捉えている。

日本人の5%の人にはアルコールに対して要注意

型で、うち3%の人は飲んでも顔が赤くならないが

アルコール分解が遅いため、酒が残り易く、アル

コール依存症になり易くてがん発症リスクも高い。

また、2%の人はやや赤くはなるが毒性を備え

アセトアルデヒドが残り易くがんのリスクが高い。

全体の10%の人は酒が飲めないタイプで、無理に

飲むと急性アルコールなる危険性がある。

1日のアルコール摂取量は20g以下が望ましいと

されるが、アルコールの分解速度や能力には個人

差が大きく、男女間では男性は1時間当たり平均

8.5g、女性は6g程度とされている。

アルコール量の計算は、酒の量(ml)x濃度x

0.8(アルコール比重)=純アルコール量

ビールの例では、500mlx0.05x0.8=20g となる。

 備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?





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