遺伝子組換え大豆は使用していません？

備えよ常に！　備えあれば憂いなし

石　楠　花



4月末に早や夏日を記録する暑さが続く。

夏の食事で欠かせないのが冷や奴。

豆腐の包装には決まり文句となっている「遺伝子

組み換え大豆は使用していません」の文字。

遺伝子の一部を切り取り、別の生物の遺伝子に

組み込む技術を応用して品種改良した作物を

遺伝子組み換え作物（ＧＭO)と呼ぶ。

ＧＭO含有の表示は、原材料の重量中の割合が

「上位３位以内で５％以上」の加工食品の場合に

のみ表示が義務付けられている。

５％以下の少量であれば表示義務なく、消費者の

安心感に備えて「含まない」表示を任意でしている。

だが、現実は遺伝子組換え（ＧM)食品が日本では

表示が無いまま大量に消費されている。

日本が輸入する大豆の92％、トウモロコシの78％が

ＧＭだと推定されている。

2014年にはGM作物の作付面積が最高になった。

米中首脳会議で習主席は主食穀物は自給可能

なので、米国産の大豆やトウモロコシなどの飼料用

穀物は輸入すると述べてGM作物の輸入を受入れ。

中国は食生活の一段の西洋化に伴う飼料不足に

備えてＧＭ種子を米国から輸入することも決定。

現在、ＧＭ種子輸入反対を唱え、ＧＭ食品に拒否

反応を示しているのは日本と韓国、台湾のみ。

中国のＧＭO容認で、ますます3国は追詰められる。

そして、TPP締結後には、豆腐の包装表示も消える。

備えよ常に！　備えあれば憂いなし 　 　健康と安心のメタボへの備えは？





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