4月25日にネパール中部、首都カトマンズの近くを
震源とするM7.8の大地震が発生した。
約1週間後に震源地とされるゴルカ郡ポハラター村
からの報告では、村は壊滅状態になっており、
未だ救助の手が届かぬなか、住民は途方に
暮れて救援を待っていると言う。
僻地の地震では、4月20日に与那国島と台湾との
間を震源とする地震が発生し、与那国島では
震度4を記録し、津波注意報が出された。
5月3日午前１時には、八丈島南180Kmの鳥島
近海を震源とする地震が発生し、八丈島で50ｃｍ、
神津島で３０ｃｍなど伊豆諸島で津波を観測した。
地震の規模はM5.9と推定され、震源の深さは
ごく浅い場所とされている。
この地震の発生原因について気象庁は、海底の
地下からのマグマの上昇で海底が押し上げられて
地震が起り、津波が発生したものと報告。
地下のマグマの動きや火山活動に伴う地震や
津波の発生については、通常の岩盤のずれによる
地震発生のメカニズムと異なるため、解析が困難で
あるため、津波予報が発生後になったと説明。
また、別の専門家は海底火山の頂上部が陥没し
その影響で津波が発生したとする見方をしている。
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