今年１～３月期の中国市場で激変が起った。
凄まじい勢いで拡大を続けていた中国市場での
スマートフォン（スマホ）の出荷台数が前年同期比
４％減と世界最大の市場が６年ぶりに縮小した。
スマホメーカーの市場シェア―争いも激化して
破竹の勢いを備えて子エアー拡大を続けて来た
韓国のサムスン電子が9.7％と10ポイント以上も
落として半減。
一方の米アップルは前年同期比で６割以上も
伸ばして、シェアは約６ポイント増の14.7％と
一気に首位に立った。
また、近年急速に価格競争力を備えて来た
中国勢の伸長も著しく、中国・小米（シャオミ）が
出荷を４割以上伸ばして、シェアを4.5ポイント増の
13.7％として２位となった。
３位は、これまた中国の華為技術（ファーウェイ）が
3.6ポイント増の11.4％となっている。
アップルの一位は予測されていはいたが、中国
勢の攻勢に圧倒的な力を見せつけていたサムスン
電子があっけなく４位に転落。
市場が頭打ちの傾向を見せる中、高価格ながら
高品質の米アップル製品と低価格の中国製とに
挟まれて、中途半端な韓国サムスンは埋没。
今後の企業方針をここでも問われることに。
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