中国の保険規制当局の発表では、10年
以上も空白であった中国国民の生命表
(死亡率表)の更新を行った結果、中国人
男性の死亡率が2013年までの10年間に
12%近くも上昇していることが判明。
その内容で重要なのは、生産年齢人口の
3分の1近くを占める41歳から60歳の
年齢層であることだ。
急速な経済発展の結果、所属する組織に
関わる会食機会が日常的になり、20年
ほど前には昼間からアルコール漬けに
なることが一般化していた。
金銭的に余裕が出来たうえ、食生活も
西洋化し、一気に肥満者が増え、生活
習慣病の糖尿病や肝臓障害に侵される
人が増加した。
過去6年間で、1人当たり可処分所得は
90%、厳密にはそれ以上に増加しており、
アルコール類の消費は過去15年間に
毎年5%以上の伸びを示している。
一方で、マッキンゼーによる報告では
中国の時間当たり労働生産性の伸びは
2010年以来減速しており、経済協力開発
機構(OECD)加盟国よりも33%ほど低い
ままになっている。
中国の生産年齢人口は既に縮小傾向に
ある中で、生産性が伸びず少子高齢化が
加速する中国の将来は厳しい。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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