2023年05月19日6時56分頃、大分県臼杵市と
愛媛県宇和島市のほぼ中間点の豊後水道で深さ
46Kmを震源とするM4・4、震度4の地震が発生。
この地震は[南海トラフ巨大地震想定震源域]内で
発生した地震に相当する。
政府は、想定震源域内でM6・8以上の地震が
発生した場合、有識者が集まって南海トラフ
巨大地震の可能性や関連性の検討会を開催する。
だが、今回の豊後水道の地震は、M4・5と地震の
規模が小さいことから、巨大地震への直接的な
影響がないことで、検討会は開催されなかった。
今回の地震の震央は、豊後水道で四国、九州が
載るユーラシアプレートの下に沈み込む
[フィリピン海プレート]との境界付近の深さが
30Kmほどと推定されているため、震源は
フィリピン海プレート内部で発生したもの。
[安芸灘~伊予灘~豊後水道]の一帯は、過去に
M7クラス地震が複数回発生した記録が残る。
2001年3月24日 芸予地震 安芸灘 M6・7
1905年 安芸灘 M7・3
1857年 燧灘 M7・2
1854年 豊後水道 M7・4
1686年 燧灘 M7・2
1649年 伊予灘 M7・0
2001年3月24日午後3時28分ごろに発生した
芸予地震は、震源が安芸灘でM6・7、震源の
深さは46Kmと5月19日の地震と同じフィリ
ピン海プレート内部が震源の地震。
この地震では、広島県で最大震度6弱を観測、
愛媛県と山口県で震度5強の強い揺れに
見舞われ、家屋の倒壊や火災も発生した。
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