政府の地震調査研究推進本部は、南海地震の
想定震源域を足摺岬の沖合から潮岬の沖合、
東南海地震の想定震源域を潮岬の沖合から
浜名湖の沖合としていた。
2003年の中央防止会議で、強震断層域および
津波断層域を富士川河口断層帯の西部、静岡県
中央部から豊橋市を横切り、三河湾を横断して
紀伊半島から四国沿岸部を含み四国西端までの
範囲と設定した。
平成 29 年 からは、これまでの東海地震のみに
着目した[東 海地震に関連する情報]の発表から、
南海トラフ全域で地震発生の可能性を評価した
結 果を発表する[南海トラフ地震に関連する
情報]の発表に変更した。
これにより、南海トラフの巨大地震の想定
震源断層域が新たに設定された。
範囲が、プレート境界面深さ約30kmから
深部低周波地震 が発生している領域とし、
プレート境界面深さ30㎞の位置を修正した
ことで、内陸側のさらに深い所まで拡大された。
このため、想定震源断層域は東端の富士川
河口断層帯の静岡県全域から伊勢湾北部、
紀伊半島南部から四国の中央構造線の南部域を
含み、九州の豊後水道、日向灘北部から
南西部へと拡大された。
強震断層域は約6.1万km2から約6.1万km2
この範囲が南海トラフ想定震源域とされた。
気象庁は、南海トラフの想定震源又はその
周辺で異常な現象を観測した場合は、地震
発生の可能性の高まりについて、[南海トラフ
地震に関連する情報]を発表することになった。
この情報には、二つの種類及び発表条件がる。
①南海トラフ地震臨時情報
・南海トラフ沿いで異常な現象が観測され、
その現象が南海トラフ 沿いの大規模な地震と
関連するかどうか調査を開始した場合、又は
調査を継続している場合 ・観測された異常な
現象の調査結果を発表する場合。
②南海トラフ地震関連解説情報
・観測された異常な現象の調査結果を発表した
後の状況の推移等を 発表する場合
・[南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会]の
定例会合におけ る調査結果を発表する場合。
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