厚生労働省が、発表した新型コロナウイルスの
全国の感染状況は、5月21日までの1週間では
1つの医療機関あたりの平均の患者数が3.56人で、
前の週の1.35倍と拡大傾向にある。
全国およそ5000の医療機関から報告された
新型コロナの患者数は、前の週から4567人
増えて1万7489人となった。
都道府県別では多い順に▼沖縄県が10.8人
▼石川県が6.38人▼岩手県が6.32人▼新潟県が
6.11人▼山梨県が5.68人などとなっていて、
42の都道府県で前の週より増加した。
厚生労働省は全国の流行状況について[比較的
低い水準にあるが、4月以降、緩やかな増加
傾向が続いているほか、新たに入院した人の
数も増えていて、今後の感染状況を注視したい]
としている。
5月8日に、マスク着用も個人の自主的判断に
委ねるとしたが、人が密になる場所では、
マスク着用が多数派、外国人の観光客が
多い観光地では、日本人の警戒感が強いようだ。
中国では、新型コロナウイルス感染が再拡大の
様相を見せており、2度目の陽性を表す[二陽]と
いう言葉への関心が高まっている。
感染症の権威、鍾南山氏は5月22日に、感染
拡大の第2波により1週間当たりの感染者が
5月末に4千万人となり、6月末には6500万人に
達するとの見通しを述べ、基礎疾患のある
人らに注意を呼びかけた。
中国疾病予防コントロールセンターは、4月に
出した研究報告で、22年12月にゼロコロナ
政策を解除した後、23年2月上旬までに人口
約14億人のうち、11億人以上に相当する人口の
82・4%が感染したとの推計を明らかにしている。
専門家らが感染の再拡大に懸念を示す一方で、
同センターは4月29日を最後に国内の感染状況の
データを発表しておらず、実態を把握するのは
難しい状況にある。
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