地震調査委員会は、3月11日の定例の会合で、
能登半島沖の北東側の[珠洲沖セグメント]
(F43)がおよそ3m隆起していたとする
海上保安庁の調査結果が新たに報告された。
これに基づき、能登半島地震に伴う変動の
可能性が高いとする評価結果をまとめた。
既に確認されている能登半島の北西沖の
[猿山沖セグメント]と呼ばれる断層の2つの
活断層の間には[輪島沖セグメント]があるが、
浅瀬のため船による調査は出来なかった。
また、富山湾の沖合で見つかっていた斜面の
崩壊について海上保安庁が追加調査結果で、
これまでの南北500m、東西80mほどから、
南北3・5Km、東西1Kmほどと広範囲に及んで
いたことが報告された。
この崩落が、富山湾で確認された津波の
発生原因となったことが推測されている。
このほか、地震調査委員会は、千葉県東方沖や
その周辺では2月26日以降地震活動が活発に
なり、震度1以上を観測した地震が、3月11日
午後5時までに42回確認されていると報告。
房総半島では地震の大きな原因となっている
陸側と海側のプレートの境界がゆっくりと
ずれ動く[スロースリップ]と呼ばれる地殻変動も
次第に小さくなっていることが確認されている。
過去には数ヶ月程度地震活動が継続したケースも
あり、地震調査委員会は今後も震度5弱程度の
強い揺れを伴う地震に注意が必要だとしている。
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