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2024年4月9日火曜日

花蓮地震 花東縦谷活断層帯の北端が震源か

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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台湾の東海岸地域は、フィリピン海プレートが

年間約8~9cmずつ台湾側に移動していると

されており、急速に蓄積される歪による地震が

多発する地域である。

専門家の説明では、4月3日の地震は台湾の

東海岸中部に位置する花蓮市から南へ150Kmの

台東市まで伸びる[花東縦谷活断層帯]の北端を

震源として発生したと指摘している。

この断層帯を震源として、1951年10月22日と

3日後の25日M7・3の地震が発生、更に1957年

にも同じ規模の地震が続いて発生している。

これらの地震から70年前後経過しており、

蓄積されてきた歪は単純計算でも約6m分にも

達していることから、今後、同じこの断層帯の

南方で大規模な地震が前回同様、続発する

可能性があると指摘。

花蓮市では2018年2月6日に、花蓮市内を走る

米崙断層を震源としたM 6.7の直下地震が発生。

17人が死亡したほか、断層沿いのホテルや

ビルの多くが倒壊し、観光名所の太魯閣峡谷で

崩落が発生するなどの被害が出ている。

1999年9月21日には、台湾中部の南投県集集鎮

付近を震源とM7・6、最大震度7の 集集鎮地震

では、複数の町や集落が壊滅的な直撃を受け、

家屋の倒壊や地滑りなどで2,415人の死者と

1万1306人の負傷者が出た。

地震に因る揺れは台湾全土に及び、ハイテクの

都市、新竹市の工場群でも大きな被害が出た。

24年4月3日に発生した花蓮市を震源とする

地震でも、新竹市に拠点を置く半導体企業

TSMCは設備に被害が出たが、1日ほどで

復旧率が70%に達したとしている。

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