欧州連合(EU)の気象情報機関[コペルニクス
気候変動サービス]の観測データで、今年
2月の世界気温は2月としては観測史上
最高だったことが明らかになった。
月間気温の観測史上最高更新は9ヶ月連続。
コペルニクスによると、今年2月の気温は
産業革命前の2月の平均気温を1・77度上回った。
2月までの過去12ヶ月の気温も産業革命前の
水準より1・56度高く、観測史上最高になった。
2023年に発生したスーパーエルニーニョに
よる影響も大きかったと推測されるが、気候
変動の厳しい節目を迎えることになった。
2015年12月のフランス・パリでのCOP21で
締結されたパリ協定の柱は、世界共通の長期
目標として設定された平均気温を2℃以下に
抑えることと、1・5℃に抑える努力を追求すると
した目標に虚しさを覚えるものだ。
この結果は、既に豪グレートバリアリーフに
おける広範なサンゴの白化にも表れている。
日本でも、沖縄近海のサンゴ礁での白化が
顕著になところが見られるようになった。
34万5000平方キロキロにも及ぶ広大な豪の
グレートバリアリーフは世界最大のサンゴ礁で、
1500種以上の魚類や411種の硬質サンゴが生息。
サンゴの白化現象は、海水温が通常より高い
状態が長引くことによるストレスで、サンゴが
組織内から藻類を排出して、食料源を失う
ことで餓死して、炭酸塩の骨格が露出して
白くなることによる。
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