紅麹は、蒸した米に紅麹菌を混ぜ入れて、
発酵させた米麹で、発酵によって鮮やかな
赤い色素が生まれるほか、さまざまな成分が
産出される。
その成分の中には、人体の機能改善や増進に
寄与するいくつかの成分が含まれる。
脳機能改善効果や高血圧を改善効果で知られる
GABA(γ-アミノ酪酸)や悪玉コレステロール
抑制に効果があるモナコリンKなどの高い
有効性がサプリメントで利用されている。
また、赤い色素成分にも抗酸化作用が含まれて
いるとされている。
腎臓機能損壊で問題化した[紅麹コレステ
ヘルプ]は、LDL(悪玉)コレステロールを下げて、
LDL(悪玉)コレステロール値とHDL(善玉)コレス
テロール値の比率(L/H比)を下げる機能がある
米紅麹ポリケチドが含まれていると謳っている。
他方、麹には青カビが発生しやすく、この
青カビが作る有毒性分には、[シトリニン]や
[アフラトキシン]、[オクラトキシン]、
[ゼアラレノン]、更に[デオキシニバレノール]
などがあるとされ、これらのうちのいずれかが
紅麹製造過程で発生した青カビにより、毒性が
生成されたことが疑われた。
しかし、当初本命視されていた[シトリニン]は
抽出されず、他の毒性成分についても検体からは
検出されなかった。
このため、[未知の成分]が青カビにより生成
されたとして、厚生労働省などの研究機関でも
未知の成分、犯人発見の努力が続けらた。
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