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2026年10月20日火曜日

ロシアのペスト研究所職員が[肺ペスト]で死亡

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
稲 穂 大湯屋



ロシアのシベリアにあるイルクーツク・ペスト

対策研究所の28歳の女性職員が原因不明の

肺炎で死亡した。

他にも数名が隔離されたとされる。

感染症対策を管轄するロシア連邦消費者権利

保護・福祉監督庁は10月7日の声明で、感染症が

流行するリスクはないとし、イルクーツク州で

実施してきた一連の予防措置を縮小しつつあると

明らかにして、事態の収束を図った。

これに対し、米国務省と疾病対策センター

(CDC)は、状況を注視していると述べた。

世界保健機関(WHO)は5日に、ロシア保健当局と

連絡を取り、何が起きたのか、どのような

検査が行われているのか、そして国際的な

公衆衛生上の影響の可能性について確認して

いると発表した。

テドロス事務局長は7日、ロシア人職員の

死亡について[完全なリスク評価]はまだ

できていないと説明、国際規則に基づき、

適時かつ完全で透明性のある情報共有が

不可欠だ]と述べた

肺ペストは、ペスト菌(Yersinia pestis)に

よって引き起こされ、致死性の高い肺感染症。

ペスト菌は、体のさまざまな部位を侵すが、

肺ペストをペスト感染症の中で最も危険な

形態とされている。

最も一般的な腺ペストは、ノミに刺された後、

または皮膚の切り傷や裂傷から細菌が侵入する

ことで発症する場合が多い。

感染するとリンパ節が腫れて痛みを伴い、

敗血症性ペストへと進行する可能性がある。

敗血症性ペストは血流に感染し、臓器不全を

引き起こす恐れがある。

咽頭ペストは、ペスト菌に感染した肉を

食べた後に喉が侵される。

14世紀には、欧州でペスト感染症で5000万人が

死亡したとされ、[黒死病]と恐れられた。

現在もオセアニアを除くすべての大陸に

依然として存在しており、WHOによると

1990年代以降、ヒトのペスト感染例の

ほとんどはアフリカで発生しているという。

CDCによれば、米国で最後に肺ペストで死者が

出たのは2025年7月、アリゾナ州。

患者の若い男性は、病気の猫の世話をしており、

猫から感染したと考えられている。

WHOは、今回の肺ペストに関して、一般の

人々にとってのリスクは低いとしている。

また、ペスト患者の周囲の人々に対し、

患者との直接接触を避け、感染した体液への

接触には十分注意するよう勧告している。

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