早春の川 油絵 10号
久しぶりに雪が降る中を歩きました。
舗装道路の上は、降っても直ぐに融けて
しまって雪を踏んで歩くときの、ザクッと
した感触は味わえませんが、少し横道に
入ったり広場などでは、5cmほどでも
積もっていれば、雪を懐かしく体感できます。
3~40年前まえまで、それこそ、地球
温暖化などと言葉が無い頃には、関西の
都市部でも、年に2~3回多い時には、
それ以上の回数で積雪を見ました。
今は、雪国以外では、特に雪に備えた
服装も見当たりませんが、女性が着物姿で
外出するのが一般的な時代には、雨や
雪に備えたコートなども必要で、最近の
ように、着物離れの上に、雪の日が少なく
なってくると、これら着物用のコートを準備
しても着る機会も少なくなってしまいます。
年恰好にあわせた色柄のこともあり、
雪の日の着物を着ての外出は、なお更、
おっくうになるね、とは、家内との会話。
布製の傘に比べて蛇の目の傘が、雪の
降るときには良く似合います。
上村松園の絵画、「雪」の情景を思い
出しながら、今は、見かけることも出来
ないような時代の流れを感じました。
うっかり、車に泥水でも引っ掛けられたら、
それこそ着物姿で外出したことを、
悔やまなければなりませんからね。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
安全と安心の非常持出袋の準備は?
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