赤い花と花瓶 油絵 10号
極寒期の北海道などで出会うことに出来る
情景で旅行者に人気のあるのが、ダイヤ
モンドダストと霧氷でしょう。
どちらも、気温が氷点下15度程度には
下がらなければならないし、また、風のない
日であることが、重要な条件になるようです。
空中にある水蒸気が氷になって空中を
舞い降りてくるところに太陽などの光が
当るときらきらと輝き、神秘的な雰囲気を
創造してくれます。
過冷却の状態になっている時刻を選んで、
ライトアップをして、観光客を喜ばせてくれる
ところもあります。
もう一つの霧氷は、カラマツや白樺などの
木々の枝先に、やはり空中の水分が凍り
ついたもので、真っ白な霧氷の付いた木や
林を見ていると、自然の創りだす造形の
素晴らしさに引き込まれます。
太陽の光で解けるときには、所々で、
ダイヤモンドが光っているように、きらきらと
輝やいて、その美しさにも心を動かされます。
この霧氷の美しさを写真では良く見かけます。
絵画でもたまに見かけることがありますが、
とても、氷点下10以下ににもなっているような
外気の中ではいくら、寒さに対する備えを
しても、絵筆を使うことは至難のことなので、
多分、室内で、写真を見て描くのだろうなと
想像しています。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
安全と安心の非常持出袋の準備は?
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