ページ

2008年3月31日月曜日

春の雨


紅い花と花瓶  油絵  10号



雨模様だったのですが、お昼過ぎに自転車で

少し離れた史跡公園へ出かけました。

公園に着く頃には小雨になり、傘が必要に

なるほどの降り方になってしまいました。

雨に備えてウィンドブレーカーを着ていましたが

風に感じる寒さも強くなってきます。

広い公園の所々に桜が植えられていますが、

やはり、2~3分咲き程度で、期待した花見

には早く、天候が回復後の暖かい陽射しを

待つしかないと納得して、公園内の細い

遊歩道を回りました。

毎年、満開の頃には花見客や、写生などの

絵画組が占領する一角に立って、改めて

満開になった時の眺めを想像しながら、

雨模様の中をやってきた理由を負け惜しみ

のように自分に言い聞かせました。

公園ではヒバリが足元から飛び立つのに

2度も出くわしましたが、この天気では

ヒバリにとっても雨の落ちてくる草むらを

散策するしかないのだなと、同情をしながら

飛び立った先を見やりました。

ヒバリは木の茂みの中で雨宿りをしな

かったのですね。

チッと鳴いて飛び立ったセグロセキレイも

また、草原の中で晴れの日を待つのでしょう。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?




2008年3月30日日曜日

円山公園の枝垂桜


ひまわり畑  油絵  10号


私の散歩するコースの周辺では、多くの桜が

観られます。

中でも、人気スポットは、やはり枝垂桜のある

所になります。

神社の枝垂桜は別格としても、お寺の庭や

公園の一角などにも、若い木であっても濃い

美しい色の花を楽しませてくれるのがあります。

塔頭の中の枝垂桜は、残念ながら、中へは

入れませんので門からのぞいて楽しむしか術が

在りませんが、奥の庭を含めて、老若3本の

枝垂桜があり、写真家の人気スポットです。

枝垂桜は、花の姿を上下に描きやすいためか

掛け軸などには、多く描かれています。

花をつけた枝が上から垂れている様子が掛け

軸の構図に向いているからです。

京都の円山公園の枝垂桜が、関西では有名です。

夜はライトアップされて、多くの人出で賑わいます

が人出を避けて早朝に出かけたことがありました

が、屑籠などの備えもあるのですが、清掃前の、

桜の木の周辺は、ゴミで溢れかえっていて、幻滅

した記憶があります。

中島千波が描く「円山公園の枝垂桜」の絵画

方が、はるかに落着いて見られると思ったものです。

花を観るための最低のマナーだけは守って

欲しいものです。

「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心の非常持出袋の準備は?



2008年3月29日土曜日

枝垂桜


春 ダリアと花瓶  油絵  10号


今週の初めに、東京や名古屋で桜の開花宣言が

出ていましたので、もしやと思って、友人からの

問合せに備えて、散歩の途中に回り道をして、

神社にある枝垂桜の様子を見に行きました。

蕾が膨らんで、あちこちではピンク色の花弁を

のぞかせているものも見受けられました。

「もう2~3日の辛抱ですな。。」と同じように様子を

伺いに来た年配の人が話しかけてきました。

やはり、毎年、この花を見るのを楽しみにしてとの

ことでした。

ここの枝垂桜の枝は、長さが3mにも及ぶ長さで

垂れ下がっていて、枝一杯につけた花は、房の

ようにも見えます。

奈良の大宇陀の里には、又兵衛桜と呼ばれている

樹齢300年にもなる枝垂桜があり、毎年各地から

多くの人たちが見物にやってきます。

この桜は、後藤又兵衛との関わりのある伝承を

もっていますので、人気があり、絵画にも描かれ

ていて、見事な枝振りが人気です。

古色蒼然という旧い言葉が、ぴったりのような

気もする、私の好きな桜です。


備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?






2008年3月28日金曜日

ツグミと遊ぶ


春 青い花と花瓶  油絵  10号


晩秋から春に、良く出会う鳥の一つにツグミが

挙げられるでしょう。

しばらく仕事で通った通勤路に広い公園があり、

木も多く植えられていて、シーズンには地域の

絵画の絵画がよく開催される場所でした。

ここで、出会ったのが芝生で餌を漁るツグミでした。

10mから数mぐらいに近づくと、少し離れた場所へ

移動する程度で、案外、警戒心の備えがない

鳥だなという印象でした。

何回も出会っているうちに、知り合いになったという

訳ではなくて、気付いたのは、鳥たちに目を向け

ずに、無視して歩くと、逃げずに、警戒しながらも

私をやり過ごすということでした。

図鑑で調べて、ツグミを知ったのですが、この時、

昔は、焼き鳥屋に並んでいたことを思い出しました。

非常に警戒心の強い鳥との解説がありましたが

多分、捕えて食べていたからでしょう。

最近、公園で出会うと時には、2m近くになっても

逃げずにいることもあり、出来るだけ近づくことに

挑戦しています。

面白いのは、近くの木の陰に隠れることです。

頭隠して尾っぽ隠さずで、しばらく見ていると

反対側から顔を出して、まだ居たのか、という

表情でこちらを見ます。

その距離、3mほど。

ツグミとのカクレンボです。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?




2008年3月27日木曜日

風に舞う花びら


卓上の花  油絵  10号


散歩に出るのがいつもより、遅い時間になって

しまい,しかも風が出てきたものの、そのまま、

いつものコースを歩いた。

風があるために、満開の梅は花びらを奪われて、

宙を舞っている。

桜では、桜吹雪が写真や絵画の題材にされ

ますが、梅の場合はどうなのかなと、思いながら

風に花びらが舞う情景を眺めながら歩きました。

風も冷たく、特別に防寒の備えもしていなかった

ので首筋や手先の感じる冷たさは、冬並みの

夕暮れ時でした。

昼間の暖かさが、一転寒風が吹きすさぶ冬の

気候になったような中を、急ぎ足で歩かねば

ならない散歩になりました。

途沿いの流れには、舞ってきた花びらが浮かん

でいるものの春の風流な情景とは感じられない

寒さでした。

それでも、桜に比べると、梅は花弁がしっかりと

着いていて桜ほど簡単には吹き飛ばされない

ようです。

これぐらいの風が吹けば、桜なら一夜にして、

花の無い姿にされてしまうだろうと思いながら、

枝に残る梅の花を応援しながらの散歩に

なりました。

サザンカの花は無残にも、花を落とされて、道に

花びらの装飾をしたように一面に散らばっていました。

椿にバトンタッチの時期のようでした。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?




2008年3月26日水曜日

ムクドリの夜遊び


水牛の音楽隊  油絵  10号


散歩で街の中や住宅地を歩いていると、所々で

路面に木の実や皮が散らばっていたり、また、

糞が点々とあたり一面に落ちている場所に、よく

出会います。

ムクドリの仕業です。

夕刻などには、昼間は散らばっていた鳥たちが

一箇所に集まって、集会を開くので、会場近くの

住民にとっては、大迷惑です。

電線や木に群れているのを、写真の対象にされ

ても、絵画の題材にはされない鳥です。

一時期、駅前の街路樹に、周りにて騒いでいた

連中が日暮れと共に集まって、毎晩、大騒ぎを

繰り返していました。

商店では、糞の攻撃に備えて、商品にシート

カバーをしなければならず、路面は糞で、白く

汚れて、この時間帯は、歩けないほどです。

市の公園課の人が、ねぐらになる街路樹の枝を

切り払ったのですが、結局、次の駅前の街路樹に

移って、集会の会場やねぐらを移動しただけに

終わりました。

いま、全国のあちこちでこのムクドリと住民の

争いが多発しているようですが、姫路市へ行った

時に、ムクドリたちが集合する時刻に、彼等の

鳴き声の録音を大音響で流すと、次第に近寄ら

なくなり、成果があがっているとの話でした。

現在、多くの街でも実践しているようですが、

いまのところ、夜遊びに町へ出てこないように

するためには、唯一の効果的な方法のようです。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?



2008年3月25日火曜日

街の中の梅林


子供達の音楽会  油絵  10号


地域開発の当初の計画に織り込まれていて、

造成される公園は、やたらに広くて、遊具が並べて

あるのが一般的です。

以前に住んでいた近くの梅林が噂になっていたので

或る年、訪れたことがあります。

小高い山の上に神社があって、山裾の斜面が公園に

なっているのですが、遊歩道が設けられていて、

最低限の施設を備えた自然公園の雰囲気でした。

その一角、2~3ヘクタールが梅林になっていました。

周辺が住宅地で、マンションや中層住宅などが建ち

並ぶ地域に接していました。

開発当時に植えた梅の若木が、30年ほどもたって、

落着いた木々に成長して、良い雰囲気の梅林を

形作っていました。

当時、全国各地から名の或る梅ノ木を集めたらしくて、

花の色や形が楽しめるだけでなく、開花する時間差が

或るために長い期間、花が見られるのが、地域の

人たちにとってはうれしいことのようでした。

広告や宣伝で人集めをしたのではなく、、地域や

市の美術展などへ出品される絵画や写真などから、

口コミで広がったそうです。

こうした花どころの、隠れ花園は、案外、あちら

こちらにあるのでしょうね。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?




2008年3月24日月曜日

スギ花粉の季節


子供の四重奏  油絵  10号



週末に、天気が良かったので、予定していた

絵画展を観る予定をキャンセルして、山歩きに

変更しました。

ぽかぽか陽気で、春の野山の散策には絶好の

日和でした。

一汗をかいて、見晴らしの良い山頂まで上ると

大勢の人が上ってきていて、驚きました。

ここへ来るまでには、スギの木が多い森を抜けて

来なければならないことや、周辺から飛んでくる

スギ花粉に備えて、5人に1人ぐらいの割合で

マスクをしています。

この暖かさでは、花粉の飛散量も天気予報どおり

に、多いことだろうと思いましたが、特に気にも

せずに、森の遊歩道の方へ向かいました。

途中にある後援管理の詰め所に居る係官を見て

驚きました。

マスクをして勤務しているのです。

花粉症の症状を持って、常時、花粉が降りそそぐ

場所で勤務する人には、地獄だろうなと同情

せざるを得ませんでした。

山中を歩く足元には、先日の風で落とされた

スギの枯れ枝が道一杯に広がっています。

花粉を持つ雄花も目に付くほどの量が落ちています。

下山した頃には、鼻がむず痒く、明らかに花粉の

影響です。

美術館にすべきだったと後悔しても後の祭りでした。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?



2008年3月23日日曜日

模様替えの季節


アルプスの雷鳥  油絵  10号


春は模様替えの季節ですね。

生活空間を、春の到来に備えて明るくしようと

カーテンや暖簾などの取替えから始まって、

掛け軸や置物、絵画なども春らしい雰囲気の

ものへと出番が交代です。

お彼岸になると、衣類も入れ替えが始まります。

忙しいのが洗濯。

折角の好天気なのに、黄砂騒動で乾燥が

思うにまかせず、家内は、ここでも中国に恨み節。

就職や進学で、若者の移動も激しくなって、新しい

生活場所用の炊事や家具類などの売上は、今が

一番よい時期だそうです。

ノックダウン式の軽便なタイプが良く売れている

ようです。

下宿用にベッドのレンタルなども今が商売時。

イヌの毛が冬毛から夏毛に変わるときで、抜け毛

の始末に苦労する時でもあります。

お店にいる犬が懐いて身体を寄せてくるのは

良いものの、後は、毛がべったりと付くのには

困りものですね。

春は新しいものへの変身の季節。

山里には緑が帰ってくる季節です。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?




2008年3月22日土曜日

岡本太郎の巨大壁画


満月のフクロウ 油絵  10号


いま、岡本太郎フアンでなくても、関心が寄せ

られているのが、巨大壁画の行方だろう。

1960年ごろにメキシコにいたときに描かれた

この絵画は、一時行方不明になっていたのが、

5年ほど前に見つかって、日本の岡本太郎の

記念財団が保管しているとのことです。

NHKの番組で見たのですが、これが並みの

大きさではなくて、縦5.5m、横30mもある

大壁画です。

「明日の神話」という題材で、原子爆弾が炸裂

した瞬間を描き、その中から明日に向かって、

立ち上がろうとする人々をテーマにしています。

被爆地の広島市、万博で縁のあった吹田市、

それと渋谷区が誘致合戦を繰り広げていて、

展示に備えた候補場所を現在。選定中と

いうことでした。

壁画もこのような大きさになると、特別に建物や

施設を作る必要もあるでしょうし、観光客などの

誘致の目玉にもしたいでしょうから、テーマの

持つ意味合いも含めて誘致合戦は複雑です。

渋谷では、通勤客にも見てもらえる、駅の構内の

壁を候補場所にしていましたが、最も、端的な
提案でした。

さて、行く先はどこなのでしょう?

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?



2008年3月21日金曜日

北大路魯山人と岡本太郎


黄葉のカラマツ林  油絵  10号



子供が参加している書道塾の展覧会があると

いうので家内は泊りがけで出かけて行きました。

塾生や来客の応対に備えて会場の設営・準備や

お世話もせねばならず大変なようでした。

派出婦としてのおてつだいでもあったのですが、

会場へ出向いた時に、近くで、岡本太郎と北大路

魯山人の展覧会があるので見てくるという話。

岡本太郎はいま、巨大壁画で絵画の世界にも

関わっていたことは判っても、なぜ、一世代も

違う、また異色の書や陶芸と美食の北大路

魯山人との接点が理解出来ず、適当に集めて

きている総合展ぐらいに考えていました。

帰ってきて開口一番、良かったよ、必ず行って

おいで、の言葉。

パンフレットの案内を見て驚きました。

魯山人は最初は京都から書を学びたいと東京

へ出た時に、岡本太郎の祖父の岡本可亭に

弟子入りして、そこで2年間ほど書を学んだこと。

また、その時に、日本美術展覧会に1等入選し、

その後中国北部を旅して、書や篆刻を学んだ

時期があったのが判りました。

当然、岡本太郎は祖父だけでなく、魯山人と

交友のあった両親を通じて、彼との間に深い

つながりがあったことが伺えます。 

魯山人の生き様が岡本太郎に少なからぬ

影響を与えていることも想像できます。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?




2008年3月20日木曜日

梅の郷


東尋坊  油絵  10号


今年の梅の開花は、昨年に比べて半月以上も

遅れているようです。

先日、出かけていった山郷の梅林は、2~3分

咲きで、期待はずれでした。

梅林の観光シーズンに備えて、1ヶ月ほどの期間、

市内から臨時バスが運転されていました。

このバスの運行が、最終日となる2日前の梅見

でしたが現地の開花の様子からすると、梅見バスを

利用した人から、多くのクレームが寄せられていた

だろうと想像します。

辛うじて、早咲きの紅梅だけが目を楽しませて

くれましたが梅の郷と呼ばせる主役の白梅の

梅林は、寂しい限りでした。

この梅の郷を愛した富岡鉄斎や斉藤拙堂などの

文人墨客の書や絵画などをのんびりと見ることが

できたのが、せめてもの収穫でした。

各地の梅林では、「梅祭り」をやっていますが、

太平洋に面した暖かい南部梅林の見頃から

比べると北へ上がり、また、山中へ入るほど

開花がずれるので、出かける前の現地確認が

大切さを痛感しました。

現地の観光協会などのホームページで開花の

情報が無いかと調べたのですが、「梅祭り」の

宣伝だけで、肝心の開花状況の情報が

無かったのが残念でした。

梅林を歩いていて、川向こうからは鶯の声が

聞こえ、春の雰囲気だけは味わえたのが、

うれしかったです。

私にとっては、初音でした。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?



2008年3月19日水曜日

草原の春


樹氷  油絵  10号


お水取りが終わって、春が駆け足でやって

来ました。

広い草原のある梅林まで出かけましたが、

梅も、一週間前には、ちらほら咲きだった

のが満開近くにまで咲いていて驚きました。
花の近くでは、写真を撮る人や、思い思いの

場所に座って写生をしている絵画グループや
幼児連れの親子連れなど、春が一杯です。

この温かさに備えて準備していたのでしょう。

草原の小道に入って行くと、2度も、足元近く

からヒバリが飛び立ち、驚かされました。

巣造りの準備をしているのでしょう。

近くを見回しましたが、巣らしきものも見当

たりませんでした。

用心深いヒバリは、巣から少し離れた場所

まで移動してから飛び立つと言いますから、

周辺も注意してみましたが、それらしき

箇所も見つかりません。

ヒバリよりは、少し太り気味に見えるツグミ

も、まだ、何羽かは、この草原に残っている

ようでした。

タンポポや名も知らぬ草花も、一気に咲き

出していて草原の景色の変わり方の早さ

には驚きです。

街の中の若い女性の服装も負けじとばかり、

厚いコート類を脱ぎ捨てて、明るい春姿に

変わっていました。

街の中にも春が溢れてきています。

2008年3月18日火曜日

梅は満開に





雲海  油絵  10号


梅の花は、各地で満開を迎えようとしています。

雪国では、雪解けの季節までは、まだ少し時間が

ありますが、太平洋側では、待ち遠しい春が来た、

花見だ、ピクニックだ、絵画の季節だ、との

雰囲気が漂い始め、行楽地では、春に備え

準備が進んでいます。

肝心の日本の国の景気の春は、どうなのでしょう。

我国の経済は長期にわたり景気回復基調に

あるとの報告がされています。

あるいは、月例報告では、一部では

弱さが見られるものの、景気は回復基調にある、

2月の報告では、トーンダウンしたものの、

弱含みながらも回復していると報告されています。

でも、食料品を始として物価の上昇は相次ぎ、

ガソリン代だけでなく、石油がらみの公共料金は

軒並み値上げラッシュです。

構造改革も進まぬ中、世界のお金は、日本の

頭上を通り越して行きます。

それどころか、むしろ、日本から逃げ出しています。

日本は、春になるのではなくて、冬に向かって

いるかのような有様です。

金庫番の日銀総裁を決めるのに、国が割れて

いては、とても世界から信頼が得られないでしょう。

5月からは、一段と冷え込みが心配されている

日本の国の季節。

春よ来い、早く来い、梅の花も満開近し。

春告げ鳥、早く来い。。と、願いながら。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?



2008年3月17日月曜日

カラスの集会



赤い花と青い山脈  油絵 10号


カラスは、鳥の仲間では一番賢い鳥だと

いわれています。

カラスは、鳴き声で仲間同士の間で、

意思を通じ合えるといわれています。

カラスの多い街で、東京の名が通って

いましたが今はどうなのでしょう。

上野の森をねぐらのしたカラスのことが、

よく話題になっていました。

ミートパイにして東京名物にする提案が

知事から出たこともありましたね。

ゴミの収集日などには、地域を良く知って

いて、早朝から、集まってきて屋根や

電柱に止まってゴミを狙っていることなど

はしばしばです。

最近はネットや専用の籠を設置するところ

が増えてきて、以前ほどのいたずら被害

は無いようです。

習性なのでしょうが、ねぐらに帰る前に、

田んぼや川原などの広々としたところに、

2~3百羽以上も集まっていることがあり、

一面が真っ黒に見えることがあります。

今日の情報交換や反省をし、明日に備え

て打ち合せの合同会議を開いているか

のようです。

この情景を絵画にすれば、一部だけを

点々で残して残りを真っ黒に塗れば

完成となりますね。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?


2008年3月16日日曜日

白いスズメ



黄色いキスゲと青い山脈  油絵 10号


先日、千葉県で白いスズメが見つかった

というニュースがありました。

アマチュアのカメラマンが見事にその姿を

捉えていましたが、多くのスズメが群れている

中で、その白さが際立っていて、印象的でした。

続いて今日は、白いモズのニュースを見ました。

里山もどんどん消えて都市化が進むにつれ、

スズメは目に付いても、モズを見ることは

めっきり減っているこの時代に、良く見つ

かったものと驚きです。

春日大社の神様は、掛け軸や絵画などで

白い鹿に乗って天下った場面が描かれて

いますが、これも白皮症の鹿だったのでしょうか。

近年、奈良公園では白鹿が2頭は生まれています。

どうしても観光客の関心が集中するので、過食や

ストレスなどの問題や事故に備えた世話も必要で

すから、鹿愛護会も大変のようです。

鹿苑で長年育てて、放した雄鹿も結局は、暫く

後には見かけなくなりました。

また、その後、大仏殿近くに居た白鹿は、交通

事故に会ったのか、後ろ足を切断する事故で

今は、保護されて、鹿苑で日々を送っています。

私にとっては、お目にかかれるのは、お酒の

「白鹿」だけになってしまいました。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?



2008年3月15日土曜日

マガモの横暴



菜の花畑と白雪のやまん 油絵  10号



街から少し外れた一角の森のはずれに

小池があります。

静かだからなのでしょうか、この小さな

池に、毎年、マガモがやってきます。

少し下った場所には大きな池もあるの

ですが、多くのカモやサギたちの仲間

から外れて、この池を選ぶのには、

それなりに何か理由があるのでしょう。

年中、ここにはカルガモの一群が、

10羽ほどで住まいとしていて、観察に

来る人も少なくない静かな場所です。

天気の良い日には、カンバスに向かう

絵画組も見受けられます。

多分、安全であって、水草なども

豊富なのでしょう。

マカモも、春に北国へのたびに備えて、

栄養を摂っているのでしょうが、気に

なるのは、常に我が物顔で振舞って、

カルガモたちを追っかけたり、近くへ

来ると、噛み付きに行ったりして、

自分のそばへ寄せ付けません。

グリーンの帽子には似合わない振る

舞いに、鳥の世界も見かけだけでは

ないな、と感じます。

ここにカイツブリが2羽同居していて、

カモたちに関わりもなしに、思いのままに

潜っては、小魚を追っかけています。

昨年は、ヒナが3羽いましたが、

巣立ちしたようです。

「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心の非常持出袋の準備は?






2008年3月14日金曜日

早春の野原で


吉祥蓬莱山水図  油絵 10号


ほぼ一ヶ月ぶりに史跡公園へ出かけて、

お弁当を食べてきました。

まだ風が冷たくて、春の陽気に誘われて、

という雰囲気ではありませんでした。

しかし、丁度ひと月前に、ここを通り

かかった時は大雪が降った日でした。

めったに無いチャンスだとばかり、慣れ

ない雪の中を駐車場に車を入れて、

雪見をして帰ったのですが、広々として

公園が一面に雪に覆われて、降りしきる

雪のカーテン越しに、雪の公園を暫く

眺めてかえりました。

北海道の写真や絵画に出てくる雪原の

情景を思いながらのひと時でした。

それから、ひと月ぶりに来ると、あの時に

春に備えて、雪の下で、時期を待っていた

草がいっせいに芽吹きだしていました。

枯れ草にかばわれるように、青い芽を

のぞかせています。

その間を、ひょうきんな顔をした、ツグミが

ピョンピョンと跳ねながら餌を漁っています。

無視したようにしていると、2mぐらいの近く

まで近づくことができる大様さのある鳥です。

のどかな春が近づいて来ているのが感じ

られる場所でした。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?



2008年3月13日木曜日

春の陽射し


富士山と雲海  油絵  10号


久しぶりに朝から春らしい天気になったので、

ぶらりと散歩に出ました。

寒い時は、首をすくめるようして歩くのが、余り

寒さを気にせずに、襟巻きも薄いので充分なので

圧迫感もなく、肩も軽く感じられてうれしい日です。

やはり、待ちか兼ねていたかのように多くの人

たちが思い思いの春のスタイルで出てきています。

良く出会うジョギングをしている男の人は、なんと

半袖で走っています。

絵画組は、早々と連絡を取り合ってきたのか

ポイントに座り込んで、筆を走らせていました。

年配格の人が、筆の使い方を教えています。

好きに描けばよいようなものですが、やはり

そうは行かぬようです。

寒い間は、春の到来に備えて、底に潜んでいる

のか、姿を余り見せなかった大鯉が水面近くを

ゆったりと泳いでいます。

水温も、上がってきているのでしょう。

昼前に家に帰り着きましたが、春の陽射しは

半日だけで、お日さんはくもに隠れて、西からは

黒い雲がやってくるのが見えます。

啓蟄が過ぎたとはいえ、また小雪の舞う、寒い日

もありそうです。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?



2008年3月12日水曜日

春の人出



冠雪の富士山  油絵  10号


3月も半ば近くなって、百貨店やショッピング

モールは、新入の子供達の通学品や学用品を

求める人で、どこも大賑わいです。

老夫婦も孫達への入学や進学に備えて、

お祝いをこの時ぞ、とばかりに品定めに。

しかし、どの顔も明るい、楽しい雰囲気で

溢れています。

工芸品や絵画売り場も、普段よりは、多い

お客さんで、賑わっています。

店内の雰囲気は、いつもの人出の様子と違う

華やいだ空気が漂っているのが感ぜられます。

一足先に春が来ている場所です。

日が変わって、月曜日。

ここもまた、行列の出来る賑わいです。

でも、どの顔も怒ったような、渋い顔をして

黙って列を作り、机に向かって、書類つくりに

苦労をしています。

そうです、ここは税務署。

申告書類を前にして、どの顔も真剣そのもの。

昨年よりも、健康保険料は上がるし控除額は

減るはで、例え、1000円でも還付が受けられ

たらと、署員に記入方法の質問攻め。

税務署も、署員をを総動員して、昼食時も

交代制にして、詰め掛けてくる来所者の

対応に精一杯。

税金を取るほうですから、少しでも対応に

不適切なところがあれば、すぐに、苦言が

出るので、神経を張り詰めた、ピリピリとした

雰囲気が漂っています。

昨日の日曜日とは大違いの初の風物詩です。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?




2008年3月11日火曜日

街にも春の陽射しが


ゴッホ 花瓶の12輪のひまわり 油絵 10号




週末の百貨店は人出で賑わっています。

進学や入学に備えて、お祝いだけでなく、

衣類や道具類の新調も必要とあって、

どの売り場も子供連れや、孫へのお祝い

にと老夫婦の姿も少なくありません。

お年寄りにしてみれば、孫達へのお祝いは

最も、他人の目を気にすることなく、好き

なものを選んで贈れるチャンスでしょう。

百貨店にとっては、売上の成績を上げる

には絶好の時期です。

写真屋さんも、また、記念写真で忙しい

時期です。

ピカピカの一年生ともなれば、入学姿の

記念写真は、このときにしか、撮っておけ

ないワンチャンスなので、予約が要るほど

になります。

大学を出た新入社員の姿も見えます。

会社に登録する写真は、写真スタンドの

スナップでは、具合が悪いのでしょう。

そこへ加わるのが、大学卒業の女子大生の

着物姿の写真です。

着付けの打ち合わせも必要とあっては、

一年生の比ではありません。

春の陽射しが降りそそぐ場所です。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?



2008年3月10日月曜日

春の陽に誘われて


パリの下町  油絵  10号



天気に誘われて、のんびりと山手の方へ

散歩にでました。

いつものコースの途中から分かれて、

細い道を谷川沿いに上って行きますと

お地蔵さんがあります。

柵や灯篭もあり、お賽銭箱も備えられて

いるお地蔵さんで、昔は、縁起直しの人々が

多くお参りに訪れるお地蔵さんだったそうです。

この小道は、山陰になっているために、

冷え冷えとした風が川沿いに山から流れ落ち

て来て寒さを感じさせます。

お地蔵さんの前から分かれて道を山手に入り

しばらく登ると、お堂の裏手に出ます。

葉の落ちた時期には街が見渡せる眺めの良い

場所です。

深紅色をした梅ノ木があって、5分咲き近くに

なっていました。

いつもは遠目に見上げているので、わかりません

でしたが、思いのほか、早く、花を開いていました。

つがいなのでしょうか、メジロが2羽、忙しそうに

蜜を吸っています。

春を感じさせる風景です。

このような場所にも、絵画のサークルが上って

来ていました。

暖かい日を待ちわびて、この場所にやってきた

のでしょう。

腰掛の横には、それぞれの厚手のダウンの

ジャケットが、お弁当と共に置かれていました。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?



2008年3月9日日曜日

麦踏み





凱旋門のある通り  油絵  10号



もう日本では、特に関西では死語になって

しまっていると思われる言葉に「ムギ踏み」

があります。

丁度、寒の頃で、畑に霜柱が立つ頃は、

ムギの成長に備えて、ムギ踏みをするのが

子供の仕事でもありました。

学校へ行く前のひと時を、ムギ踏みをする

仕事としてやらされた覚えのある人も

おられるでしょう。

霜柱で浮いたムギをしっかりと根付かせる

のが目的でした。

ムギの植えられた幾つかの畝を踏んでから

登校する時代でした。

最近は、麦畑を見かけなくなってしまいました。

今では大麦類の自給率は10%を切っていて

8%以下のようです。

絵画や詩歌の世界ではお馴染みであった、

麦秋という言葉も使われなくなったのでは

ないでしょうか。

ムギ畑を見る機会がなくなってきて、また

その上に地球温暖化が進んで、霜柱さえ

見る機会が減ってくると「ムギ踏み」が死語

になっても当然でしょうね。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心の非常持出袋の準備は?






2008年3月8日土曜日

スーパーへ買出しに


エッフェル塔  油絵  10号


夕食などの食材を買いに出る家内に、

荷物持ちを兼ねて付いてゆくことがよく

あります。

食べたい、お気に入りの食材を見つける

狙いもありますが、買出しは、いろいろと

学ぶことも多くて、楽しいものです。

昔は、武者小路実篤の果物を描いた

絵画が一世を風靡したことがあって、

到るところでお目にかかったものでした。

積まれている色々な果物も、然るべき

人の手にかかれば、立派な芸術品に

なるものなのです。

台湾の故宮博物館にある国宝の玉の

白菜は、野菜ではありながら王様になった

筆頭でしょう。

でも最近は、中国からの農薬汚染野菜の

方が、関心が高くなってしまっています。

ひと頃、国産の地場野菜などを駆逐して

いた中国産の野菜は、最近はすっかり

姿を消してしまいました。

食の安全に備えた庶民の不信を買う

ことの恐ろしさをスーパーの棚に見る

ことができます。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?




2008年3月7日金曜日

冬の温泉


籠の果物  油絵  10号



寒いこの時期に、行きたいところと問われ

れば、多くの人の答えの中には、温泉が

出てくるのではないでしょうか。

露天風呂に浸かりながら、雪景色を眺める

情景は、温泉の観光ポスターでは、無くて

はならないショットでしょう。

雪の残る温泉街を丹前を着て歩く姿も、

ポスターにはしばしば登場するパターン

になっています。

絵画ではせいぜい、窓から見た雪の積もった

庭の姿ぐらいが一般的で、動きの感じられ

ない世界になってしまいます。

北陸の温泉では、雪に加えてカニがセット

になります。

毎年、冬のカニのシーズンは、古参、新入が

入り混じっての宣伝合戦、客引き合戦が繰り

広げられます。

旅館では、お客のもてなしとお土産に備え

カニの準備で大変なようです。

焼きは無くても、目玉のカニが無ければお客

さんは承知しないから、不漁や海が荒れて

在庫が減ったりすると大変な事態になります。

雪が多くて、バスが通れなくなったり、渋滞

したりするとこれも大ごとですから、冬の

温泉地は、のんびりとお客を待っては居られ

ない神経の疲れる時期でもあるようです。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?



2008年3月6日木曜日

冬の北海道



ダリアのある花瓶  油絵  10号


冬の季節の観光は、暖かい南の沖縄や八重島

諸島方面か、北の北海道となるでしょう。

今年の札幌の雪祭りは寒さも雪もほどほど

だったのでは無かったでしょうか。

暖冬で雪像が崩れるほどになると、催し自体に

大きな影響が出るから大変です。

大雪だからといって、市内から雪を集めて雪像

を造る雪の量を賄うことは出来ませんから、

今年も雪像造りに備えて、大型ダンプカーで

500台ぶんもの雪を遠方から運んだと

いいますから大変です。

今年は表通りの雪を集めて雪だるまを造った

人も多かったでしょうが、雪祭りほどの規模と

なると準備が大仕事です。

雪には縁の無い国や地域から訪れると、ホテル

のロビーなどに飾られている写真や絵画で雪像

や雪の世界が見られるのもうれしいものです。

オホーツク海の流氷は、これもお天気任せの

部分が大きいようですが、網走への今年の

接岸は、二月の末だったようです。

例年より遅れているそうですが、それ以上に

傾向としては流氷がオホーツク海の海面に

占める海氷域の面積が、年々減ってきて

いるようです。

トータル的には氷の量が減ってきているという

地球温暖化の影響があるようです。

関西では十何年振りという雪が積もった地域も

ありましたが、日本列島だけを見ても、傾向と

しては暖冬化なのでしょうか。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?



2008年3月5日水曜日

カンアヤメの花


春の花と青い花瓶  油絵  10号



以前、冬最中に、法隆寺の近くを歩いていた

ときに、土手の草の茂みの中に咲くカンアヤメを

教えてもらいました。

絵画などでも見たことのないこの花に、このような

寒い時期に咲く花があるのだと感心したことでした。

それから、1~2年後に我が家にもカンアヤメが

一株貰われて来ました。

鉢植えにして育てて2年目の昨冬に数多くの花を

咲かせ、楽しませてくれたのでした。

この冬、2月に葉に埋もれた初咲きを見つけて、

喜んだのですが、その後、一向に花が咲かず、

去年にはあれほど続けて咲いたのに不思議に

感じています。

写真の記録をたどって驚いたのが、去年は

お正月早々に初咲きで、2月中旬ごろまで

咲いていたようです。

今年も、昨年のようにと楽しみにして、開花に

備えて肥料にも気を配ったはずが、時期的には、

2月の一咲きが最初で最後のようなのです。

坊主では可哀いそうだと、一つだけ咲いて

くれたのだなとお礼を言わねばと話しています。

確かに花は、時期が来れば咲くとはいえ、

花の表情は毎年同じではなく、年年歳歳相似

たりではありません。

鉢を見るたびに、来年に備えて、カンアヤメの

勉強もしておかねばと思っています。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?



2008年3月4日火曜日

カンアヤメ


テーブルの花  油絵  10号




以前、冬最中に、法隆寺の近くを歩いていた

ときに、土手の草の茂みの中に咲くカンアヤメを

教えてもらいました。

絵画などでも見たことのないこの花には、この

ような寒い時期に咲く花があるのだと驚きでした。

それから、1~2年後に我が家にもカンアヤメが

貰われて来ました。

鉢植えにして育てて2年目の昨冬に数多くの花を

咲かせ、楽しませてくれたのです。

この冬、2月に葉に埋もれた初咲きを見つけて、

喜んだのですが、その後、一向に花が咲かず、

去年にはあれほど続けて咲いたのに不思議に

感じています。

写真の記録をたどって驚いたのが、去年は

お正月早々に初咲きで、その後、次々と2月中旬

ごろまで咲いていたようです。

今年も、昨年のようにと楽しみにして、開花に

備えて肥料にも気を配ったはずが、時期的には、

2月の一咲きが最初で最後のようなのです。

坊主では可哀いそうだと、一つだけ咲いてくれた

のだなとお礼を言わねばと話しています。

確かに花は、時期が来れば咲くとはいえ、花の

表情は毎年同じではなく、年年歳歳相似たり

ではありません。

鉢を見るたびに、来年に備えて、カンアヤメの

勉強もしておかねばと思っています。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?



2008年3月3日月曜日

ツグミ



雪渓のライチョウ  油絵  10号


近畿地方の中南部では、冬になると、

多分、それも1月頃になって寒さが募り

題した頃になると、公園や、広場などの

芝生や草むらで、餌を探しているツグミを

見かけるようになります。。

茶色でスズメを大きくしたような色合いを

していて、ウズラと比べて、とても絵画

対象にはされそうにない鳥です。

警戒心が強いと聞いたことがありますが

出会うツグミの半分は、逆に、とぼけた

表情で時には、2m近くまで近づいても

横顔で相手を観察しているような

時があります。

ある程度近づくと、危険性に備えて、

両足をそろえ、トントンと、跳びはね

ながら遠退いてゆく余裕のある表情や

動きが可愛くもあります。

しかし、かって、スズメにやった餌を、

独り占めして、見ている前で悠々と

ついばむ豪胆さに、野鳥らしさがない

鳥だなと思ったことを思い出しながら、

3mほどの距離に近づくと、木の後ろに

回りこんで隠れました。

飛んで逃げずに、木陰に隠れるという

動作をする鳥を始めて目にして、この

鳥の持つ不思議な性格に驚きました。

戦後には、焼き鳥屋でツグミが

供されていた時期がありました。

人間に対する特有の警戒心は、どこから

来ているのでしょうか。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?




2008年3月2日日曜日

春はまだ遠い



満月とフクロウ  油絵  10号



晴れた日の午後、いつもの公園の方向とは

違う街外れの方向に散歩に出た。

春の雰囲気までは、時間がかかりそうだ。

時折、雪雲が陽射しをさえぎって、急に天候が

変わるのも、この時節には、再々あることなので、

時雨に備えて、携帯用の傘が欠かせない。

常設化している絵画展のやっているホールの

前を抜けて公園のほうに向かった。

梅の木が3~4本、ばらばらと立っている辺り

には、幾分春の近い雰囲気が漂い始めている。

一般的なピンク色の蕾ではなくて、深紅色の

蕾が、少し膨らんできていて、木の枝全体が、

モヤッと赤紫色に見えるので、離れて見ると、

一見、梅とは思えない。

公園を一回りして、いつも通る道を、家の近く

まで来たときに、数人の人だかりが見えた。

何事かと思って近づいてみると、なんと道路の

中央が幅数十センチ、長さが1.5メートル、

深さがこれも、数十センチに渉って陥没している。

近くにはまり込んだ車も無かったので幸い

ながら、突然出現した大穴に、通りがかりの

人は驚いたことだろう。

どうやら下水管などの埋めた後の土が流れ

たりして、10センチ近くあったアスファルトの

層が陥没したようだ。

どこで落ち込むか判らない道路では、

車だけでなく、足元にもご用心だ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?



2008年3月1日土曜日

顔なじみのネコたち



ヤシの木と夕日  油絵  10号


「雪やこんこ」で始まる童謡を思わず

口ずさんでしまうような小雪の舞う日が、

今年は多いように思います。

冬の絵画の情景に登場するイヌとネコは、

子供がイヌと走り回っている場面、そして

ネコはコタツに入って針仕事をしている

お婆さんの横で、丸くなっている姿が

定番になっていました。

今は、ペット用の電気毛布やマットを備え

時代になって、イヌもネコも同じように、丸く

なっているために、描き分けが出来ないの

ではと思います。

先日、めったに行かないマーケットから、

扉を開けて外へ出ると、顔なじみのネコ、

4匹のグループに出くわしました。

親分格はチンチラのようなふさふさとした

毛並みを持った大きなネコで、他は

トラネコと白黒のブチです。

散歩で出会う時は、いつも用心深く

見上げては、こそこそと横丁や駐車場の

車の下に姿を隠すので、飼い猫か、ノラネコ

かの判断ができないグループでした。

扉から出た場所は、丁度陽だまりになっていて

4匹が揃って、日向ぼっこをしていたようです。
驚いたことに、いつもは逃げるネコ達が、


ニヤーと啼きながら近寄ってきて、なんと一匹は

後ろから右足に抱き付いてきたのです。

何事が起こったのかは判りませんでしたが、

求められるままにネコグループの相手を

しましたが、ひと間違いなのか、その場所が

彼等の支配地で安心な場所なので心を

許していたのか、普段、見かける姿との

違いの大きさが解けぬ謎として残りました。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?