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2008年3月19日水曜日

草原の春


樹氷  油絵  10号


お水取りが終わって、春が駆け足でやって

来ました。

広い草原のある梅林まで出かけましたが、

梅も、一週間前には、ちらほら咲きだった

のが満開近くにまで咲いていて驚きました。
花の近くでは、写真を撮る人や、思い思いの

場所に座って写生をしている絵画グループや
幼児連れの親子連れなど、春が一杯です。

この温かさに備えて準備していたのでしょう。

草原の小道に入って行くと、2度も、足元近く

からヒバリが飛び立ち、驚かされました。

巣造りの準備をしているのでしょう。

近くを見回しましたが、巣らしきものも見当

たりませんでした。

用心深いヒバリは、巣から少し離れた場所

まで移動してから飛び立つと言いますから、

周辺も注意してみましたが、それらしき

箇所も見つかりません。

ヒバリよりは、少し太り気味に見えるツグミ

も、まだ、何羽かは、この草原に残っている

ようでした。

タンポポや名も知らぬ草花も、一気に咲き

出していて草原の景色の変わり方の早さ

には驚きです。

街の中の若い女性の服装も負けじとばかり、

厚いコート類を脱ぎ捨てて、明るい春姿に

変わっていました。

街の中にも春が溢れてきています。

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