東尋坊 油絵 10号
今年の梅の開花は、昨年に比べて半月以上も
遅れているようです。
先日、出かけていった山郷の梅林は、2~3分
咲きで、期待はずれでした。
梅林の観光シーズンに備えて、1ヶ月ほどの期間、
市内から臨時バスが運転されていました。
このバスの運行が、最終日となる2日前の梅見
でしたが現地の開花の様子からすると、梅見バスを
利用した人から、多くのクレームが寄せられていた
だろうと想像します。
辛うじて、早咲きの紅梅だけが目を楽しませて
くれましたが梅の郷と呼ばせる主役の白梅の
梅林は、寂しい限りでした。
この梅の郷を愛した富岡鉄斎や斉藤拙堂などの
文人墨客の書や絵画などをのんびりと見ることが
できたのが、せめてもの収穫でした。
各地の梅林では、「梅祭り」をやっていますが、
太平洋に面した暖かい南部梅林の見頃から
比べると北へ上がり、また、山中へ入るほど
開花がずれるので、出かける前の現地確認が
大切さを痛感しました。
現地の観光協会などのホームページで開花の
情報が無いかと調べたのですが、「梅祭り」の
宣伝だけで、肝心の開花状況の情報が
無かったのが残念でした。
梅林を歩いていて、川向こうからは鶯の声が
聞こえ、春の雰囲気だけは味わえたのが、
うれしかったです。
私にとっては、初音でした。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
安全と安心の非常持出袋の準備は?
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