雪渓のライチョウ 油絵 10号
近畿地方の中南部では、冬になると、
多分、それも1月頃になって寒さが募り
題した頃になると、公園や、広場などの
芝生や草むらで、餌を探しているツグミを
見かけるようになります。。
茶色でスズメを大きくしたような色合いを
していて、ウズラと比べて、とても絵画の
対象にはされそうにない鳥です。
警戒心が強いと聞いたことがありますが
出会うツグミの半分は、逆に、とぼけた
表情で時には、2m近くまで近づいても
横顔で相手を観察しているような
時があります。
ある程度近づくと、危険性に備えて、
両足をそろえ、トントンと、跳びはね
ながら遠退いてゆく余裕のある表情や
動きが可愛くもあります。
しかし、かって、スズメにやった餌を、
独り占めして、見ている前で悠々と
ついばむ豪胆さに、野鳥らしさがない
鳥だなと思ったことを思い出しながら、
3mほどの距離に近づくと、木の後ろに
回りこんで隠れました。
飛んで逃げずに、木陰に隠れるという
動作をする鳥を始めて目にして、この
鳥の持つ不思議な性格に驚きました。
戦後には、焼き鳥屋でツグミが
供されていた時期がありました。
人間に対する特有の警戒心は、どこから
来ているのでしょうか。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
安全と安心の非常持出袋の準備は?
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