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2008年3月10日月曜日

春の陽に誘われて


パリの下町  油絵  10号



天気に誘われて、のんびりと山手の方へ

散歩にでました。

いつものコースの途中から分かれて、

細い道を谷川沿いに上って行きますと

お地蔵さんがあります。

柵や灯篭もあり、お賽銭箱も備えられて

いるお地蔵さんで、昔は、縁起直しの人々が

多くお参りに訪れるお地蔵さんだったそうです。

この小道は、山陰になっているために、

冷え冷えとした風が川沿いに山から流れ落ち

て来て寒さを感じさせます。

お地蔵さんの前から分かれて道を山手に入り

しばらく登ると、お堂の裏手に出ます。

葉の落ちた時期には街が見渡せる眺めの良い

場所です。

深紅色をした梅ノ木があって、5分咲き近くに

なっていました。

いつもは遠目に見上げているので、わかりません

でしたが、思いのほか、早く、花を開いていました。

つがいなのでしょうか、メジロが2羽、忙しそうに

蜜を吸っています。

春を感じさせる風景です。

このような場所にも、絵画のサークルが上って

来ていました。

暖かい日を待ちわびて、この場所にやってきた

のでしょう。

腰掛の横には、それぞれの厚手のダウンの

ジャケットが、お弁当と共に置かれていました。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?



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