黄葉のカラマツ林 油絵 10号
子供が参加している書道塾の展覧会があると
いうので家内は泊りがけで出かけて行きました。
塾生や来客の応対に備えて会場の設営・準備や
お世話もせねばならず大変なようでした。
派出婦としてのおてつだいでもあったのですが、
会場へ出向いた時に、近くで、岡本太郎と北大路
魯山人の展覧会があるので見てくるという話。
岡本太郎はいま、巨大壁画で絵画の世界にも
関わっていたことは判っても、なぜ、一世代も
違う、また異色の書や陶芸と美食の北大路
魯山人との接点が理解出来ず、適当に集めて
きている総合展ぐらいに考えていました。
帰ってきて開口一番、良かったよ、必ず行って
おいで、の言葉。
パンフレットの案内を見て驚きました。
魯山人は最初は京都から書を学びたいと東京
へ出た時に、岡本太郎の祖父の岡本可亭に
弟子入りして、そこで2年間ほど書を学んだこと。
また、その時に、日本美術展覧会に1等入選し、
その後中国北部を旅して、書や篆刻を学んだ
時期があったのが判りました。
当然、岡本太郎は祖父だけでなく、魯山人と
交友のあった両親を通じて、彼との間に深い
つながりがあったことが伺えます。
魯山人の生き様が岡本太郎に少なからぬ
影響を与えていることも想像できます。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
安全と安心の非常持出袋の準備は?
0 件のコメント:
コメントを投稿