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2010年8月2日月曜日

洪水の次は爆発事故

青い花瓶のバラ  油絵  10号





このところの中国からのニュースには、何十年ぶりだとか

100年に一度だとかの異常気象によるニュースが

相次いでいるが、全てが天災といえるものではない。

山の木の乱伐や草原での過剰放牧、乱開発などなど

人手による人災といえる要件を多く備えている。

南部地域から、今度は北部地域へと洪水の発生が

所を替えたと思えば、今度は連続爆発事故。

従来から爆発事故のトップは炭鉱爆発であり、これは

依然として改善されず、相変わらずの事故続き。

大連新港での石油パイプラインの爆発による9万トン

とも伝えられる原油の流出事故の処理に追われる中、

7月28日には南京市で大規模なガス爆発が発生。

周囲2Kmにわたる大事故で、すぐさま報道規制が

取られて、地元でも事故の状況は知らされなかった。

200数十名とも300名とも伝えられる犠牲者が出たと

されているが、一帯が封鎖されており詳細は今だ不明。

30日には長春市でマンションのガス爆発で大きな被害。

翌日には、山西省と黒龍江省で2件の深刻な炭鉱爆発。

特に最近は中近東から強い引火性を備えた天然ガスが

パイプラインで送られてくるようになり、広く普及するに

伴い、市中でのガス爆発事故が後を絶たない。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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