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2010年8月5日木曜日

絶滅危惧種を守らねば

ひまわり畑  油絵  10号





大規模な自然破壊をともなう開発でなく、個人が行なう

採集で種の保存上、希少性を備えた貴重な動植物が

絶滅に追いやられるケースが後を絶たない。

花を咲かせるまでに数年以上、10年もかかるササユリを

根こそぎにして、最近では自生の花を目にすることも、

なくなってしまっている。

秋の七草の一つ、フジバカマは、昔は里ではどこにでも

自生している草花でした。

初夏から夏になると、これも希少性を備え、絶滅危惧種に

されているチョウが採集の対象とされ、ネットオークションに

出品されたりして問題になっている。

ギフチョウやヒメシロチョウなどが対象とされており、

生息地の自治体や保護団体では、捕獲禁止の運動を

起こすと共に、独自で条例を備えたりなど保護に努めている。

近くの山に住むルーミスシジミを人目を避けて追っかけて

いる連中に出くわした事があるが、不相応な大きな

補虫網を手にして川筋に出てくるのを待ち構えていた。

バイクを登山道に乗り入れてやって来ていたが、目を

避けて隠れようとする姿に、後ろめたさが見え見え。

大きな個体を対象にした最近の問題では、調査捕鯨や

太地でのイルカ漁の映画の話題などがある。

一度絶滅させると後戻りができない自然界の動植物だけに、

人間の責任は非常に重い。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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