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2010年8月23日月曜日

走り続ける中国 沈み行く日本

赤富士  油絵  10号






日本経済が元気を失い、少子化問題と共に将来に

備えたビジョンにも確固とした姿が見えず、日本の国の

沈没を心配する声が出始めてから長い日が過ぎている。

いつかは来るだろうと言われていた、日本の世界経済に

占める地位が、とうとう中国に奪われてしまった。

国力を示すGDP(国内総生産)が中国に追い抜かれて

第3位になってしまいました。

最近の中国の勢いには非常に凄まじいものがあり、

止まる所を知らない。

金融危機後に始まった国内経済の振興政策には

不動産バブルや野放図な開発重点主義などによる

矛盾が噴き出しているとは言え、走り出した機関車は

止まることを知らず、闇雲に走り続けています。

今では、行き着くところまで行くだろうと諦めて、突き

離した見方をする人も出て来ています。

地球上の1/4の人を乗せ、豊富な資金力を備え

列車は、このまま世界の信号を無視して走り続けて、

やがてアメリカをも追抜きGDP世界一になるでしょう。

アメリカなどは冷静に、世界第二位の大国になった

中国に対して、その地位に相応しい国際的な責任を

果たし、人権侵害の解消などに努める必要性がある

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