日本経済が元気を失い、少子化問題と共に将来に
備えたビジョンにも確固とした姿が見えず、日本の国の
沈没を心配する声が出始めてから長い日が過ぎている。
いつかは来るだろうと言われていた、日本の世界経済に
占める地位が、とうとう中国に奪われてしまった。
国力を示すGDP(国内総生産)が中国に追い抜かれて
第3位になってしまいました。
最近の中国の勢いには非常に凄まじいものがあり、
止まる所を知らない。
金融危機後に始まった国内経済の振興政策には
不動産バブルや野放図な開発重点主義などによる
矛盾が噴き出しているとは言え、走り出した機関車は
止まることを知らず、闇雲に走り続けています。
今では、行き着くところまで行くだろうと諦めて、突き
離した見方をする人も出て来ています。
地球上の1/4の人を乗せ、豊富な資金力を備えた
列車は、このまま世界の信号を無視して走り続けて、
やがてアメリカをも追抜きGDP世界一になるでしょう。
アメリカなどは冷静に、世界第二位の大国になった
中国に対して、その地位に相応しい国際的な責任を
果たし、人権侵害の解消などに努める必要性がある
と論評しています。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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