島根県で発生した鳥インフルエンザは、感染ルートの
解明が急がれていたが、どうやら、外部からの野鳥の
侵入防止に備えて鶏舎に張られていた肝心のネットに
2ヶ所の破れが見付かり、ここからウィルスを持っている
野鳥が侵入したとの推測が出ている。
島根県を始め隣接県では、感染拡大阻止に備えた厳戒
態勢が取られて、防鳥ネットなどの点検が急がれている。
折しも、韓国では宮崎県の畜産農家に大被害をもたらした
口蹄疫が発生し、対応に追われている。
韓国中部の安東市の養豚場で口蹄疫に感染した豚が
見付かったもので、農林水産食品部では「中央家畜防疫
協議会」を開催すると共に、半径3Km以内で飼育されて
いる牛、豚、羊、ヤギなどの家畜およそ2万3000頭を
殺処分することを決定して被害拡大に防止に備えている。
安東市周辺への移動禁止などの制限処置を取ると共に
地域の消毒など緊急防疫措置を取っている。
間髪をいれずに徹底した防疫措置を取ることなど、
日本の緩慢なケースと非常に大きな差を感じさせる。
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