11月のAPEC会議に先立って、国内では突然に
TPPという言葉が行き交って、国会議員の間でも
この言葉で持ちきりで、TTPやPTAまで飛出す始末。
TPP(環太平洋経済協定)は防疫の自由化を目指す
もので、2006年にAPEC参加国のシンガポール、ブル
ネイ、ニュージーランド、チリの4ヵ国が発効させている。
関税を全廃し、完全な貿易自由化を目指す厳しさを
備えているために、新たに米国など数カ国が参加を
表明しているが日本は二の足を踏んでいる。
日本は700%を越える関税を掛けているコメをはじめ
国内の農業や漁業などの保護色が強く、参加に踏み
切れず、「関係国との協議を開始する」と言うだけ。
コメに対する778%の関税がゼロとなり、牛肉に対する
38.5%もゼロとなると、現在280円の牛丼が1杯
200円に下がる可能性を備えているというから、牛丼
フアンにはTPP大歓迎となる。
日本の先端産業や主要企業ではTPP参加促進を
唱えているが、民主党から自由党まで米作農家保護
一辺倒で、200円の牛丼期待どころか、米作農家が
栄えて国が滅ぶ道を進もうとしている。
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