11月29日に、島根県の養鶏場で死んだ5羽のニワトリ
から鳥インフルエンザのウィルスが検出されました。
この養鶏場に飼われているニワトリ2万3000羽が
感染拡大防止に備えて全て殺処分されることに。
政府は、今回は間髪入れずに拡大防止対策の本部を
設置して、係官を現地に派遣する迅速さです。
宮崎県の口蹄疫発生の際の後手に回った苦い経過も
あり、また尖閣諸島問題での対応の鈍さなどに対する
厳しい批判などのクスリが効いたのでしょう。
インドネシアやエジプトでは、このところ鳥インフルエンザの
発生が抑えられず、稀にヒトからヒトへの感染も見受け
られることから、万全の備えが必須です。
WHOの報告では、既に今年に世界で20人が鳥イン
フルエンザで死亡しており、インドネシアで7人、ベトナムで
2人、中国でも1人が死亡しています。
いつウィルスが変異して、ヒトからヒトに感染するように
なるかも知れないだけに、初動態勢による有効な封じ
込めが拡大防止に備えた重要な対応となります。
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