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2010年12月3日金曜日

鳥インフルエンザが発生

ガーベラのある花瓶  油絵  10号



11月29日に、島根県の養鶏場で死んだ5羽のニワトリ

から鳥インフルエンザのウィルスが検出されました。

この養鶏場に飼われているニワトリ2万3000羽が

感染拡大防止に備えて全て殺処分されることに。

政府は、今回は間髪入れずに拡大防止対策の本部を

設置して、係官を現地に派遣する迅速さです。

宮崎県の口蹄疫発生の際の後手に回った苦い経過も

あり、また尖閣諸島問題での対応の鈍さなどに対する

厳しい批判などのクスリが効いたのでしょう。

インドネシアやエジプトでは、このところ鳥インフルエンザの

発生が抑えられず、稀にヒトからヒトへの感染も見受け

られることから、万全の備えが必須です。

WHOの報告では、既に今年に世界で20人が鳥イン

フルエンザで死亡しており、インドネシアで7人、ベトナムで

2人、中国でも1人が死亡しています。

いつウィルスが変異して、ヒトからヒトに感染するように

なるかも知れないだけに、初動態勢による有効な封じ

込めが拡大防止に備えた重要な対応となります。

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