旅行で、特に老人が多いバスツアーではご厄介になる
欠かせない施設がトイレ。
最近の探訪記などで、よく話題として登場するのが
1億円トイレの存在。
20年ほど前の竹下内閣時代にふるさと創生一億円
事業でばらまかれたお金が、意外に、地域振興に備えた
客寄せの話題づくりにトイレ建設に使われている。
北海道から九州まで、何ヶ所か豪華なトイレが存在し
豪華ホテル並みの雰囲気を備えたトイレから、自動演奏で
音楽が流れるトイレなど、客寄せに工夫を凝らしている。
1億円トイレとうたって、名所案内に登場するトイレも
あって、同じ用を足すならこちらでとなる。
これも、自由に使える予算があってのことで、手元資金が
乏しい中で四苦八苦している地方自治体にあっては
今更、1億円トイレの建設などということになる。
だが、鳥取県の話題は、中国式庭園が売り物の観光
施設で、トイレの屋根の葺き替えだけで6000万円近い
費用を掛け、ムダ遣いだ、いや、必要経費だともめている
ところがニュースになっていた。
屋根だけで6000万円掛かっていると宣伝しても観光客は
やってこないだろうから、いっそ、もっとお金をつぎ込んで
話題性を備えた、1億円トイレ現代版として宣伝すれば、
じーちゃんばーちゃんのツアー客がやって来るかもね。
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