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2011年2月5日土曜日

マンモスがいる動物園

流砂浄土辺  油絵  10号



巨大な牙を備えているマンモスがのしのしと歩く

姿を見られる動物園があれば、非常な人気だろう。

だが、これが数年先には現実のこととして期待が

持てる話になって来た。

2008年に、長い間冷凍保存されていたマウスの

細胞を取り出して、クローンマウスとして再生させる

ことに成功している。

1万年ほど前にシベリアの凍土の中に閉じ込め

られて眠っているマンモスの細胞の中には、再生が

可能であるものが少なからず存在することは、既に

確認されている。

再生の可能性を備えた細胞の提供をロシアから

受けて、日本の動物園にいるゾウの協力を得て

クローン胚を造り出して、代理母になるゾウに

マンモスを産ませようとするもの。

各過程での技術は、既に国内で備えているので

後は、動物園のゾウさんの協力待ちだけだ。

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