兼ね合いで製粉会社などへの売り渡し価格を
決定しているため、世界で相場価格が2倍になった
から直ぐに値上がりにはならないが、遅くても
半年後には価格上昇に跳ね返ってくる。
通常の売り渡し価格は念2回、4月と10月に改定
されるので、末端の加工業者は気がかりだ。
このため、夏ごろからはパンや麺類の値上がりは
避けられそうにない。
デフレの中、容易に食料品価格の値上げは行えず
値上げに備えた厳しいせめぎ合えが続きそうだ。
一方、国際価格がストレートに反映されることに
なっているガソリン価格は、中東情勢、特に産油
国であるリビアの混乱は、たちまちヨーロッパを
直撃しており、北海ブレント原油先物価格が1バレ
ル108ドルを突破し、NYの原油先物相場で指標
のWTI価格が、一気に8ドルも上昇し98ドルを
付けて、情勢次第では更なる上昇の可能性も。
既にバーレーンの混乱の影響は日本にも及んで
おり、食品に加え、石油ショックに対する備えに
怠りなきことを政府に願いたいのだが、大丈夫か?
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