されてから、出水でツルにも強毒性のH5N1型の
各所に飛び火し、11例にもなってしまった。
更に、徳島ではフクロウ、宇部市では公園の池の
コハクチョウからもH5型の強毒性のウィルスが
検出され、飼育されている鳥たち400羽が犠牲に。
強毒性を備えた鳥インフルエンザウィルスH5N1が
鳥からヒトに感染して、世界で2009年に32人が
2010年には24人が亡くなっている。
一旦感染すると、50%以上の人が死ぬ非常に
高い死亡率を備えている。
中国でも、過去2年間に5人が死亡している。
今、世界が恐れているのは、鳥からヒトに感染した
ウィルスの細胞が変異して、ヒトからヒトに感染
するようになることだ。
鳥インフルエンザが人から人へと感染し、半数の
人が死亡する事態は、想像するだけでも恐ろしい。
だが、渡り鳥たちによって運ばれてきた強毒性を
備えたウィルス汚染が、渡り鳥の故郷、シベリアの
湖沼地帯に広がっていると推測されている。
となれば、今年のような事態が毎年発生する上に
ヒトに伝播するウィルスの変異の可能性は高まる。
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