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2011年2月10日木曜日

危険性増す新型インフル

東尋坊  油絵  10号




この冬のインフルエンザのピークに差し掛かって

いますが、テレビで新型インフルエンザが、思わぬ

危険性を備えていることが報じられていました。

一昨年から流行し出した新型インフルエンザに

対する対症法については、厚労省の指導で感染が

疑われる患者に対しては、他の来院者への感染

防止に備えて、来院時に分別することでした。

その際の新型インフル判定の基準として、先ず、

体温が38度を超えていることと問診。

次いで、鼻腔内の粘膜を採って簡易検査を行い、

新型インフルエンザウィルスの有無の検査。

この二つのステップを経て新型インフルか否かの

判定が下されてきました。

しかし、この冬に入って発生しているインフルの

約半数は新型インフルですが、これ以外に季節性

インフルと判断された患者に、少なからぬ新型

インフル患者が存在していたことが判りました。

患者の中には重篤化したり、手遅れで死亡した

人も居ることが判っています。

原因は体温がは37度台であったことやウィルスが

簡易検査では見つからなかったが、既に肺に入り

込んでいる症例があったことです。

息苦しさや倦怠感がひどい場合は、出来る限り

早く診察を受け、新型インフルの感染を疑って

早期に治療を受けることが必要になりました。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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