最東端になる南鳥島がある。
三宅島や父島と違って、サンゴ礁が隆起して出来た
海抜が8mほどしかない平坦な島。
ここに自衛隊の駐屯所や気象庁の観測所などが
あり20人ほどの人が駐在している。
国防や海洋・気象観測など重要性を備えた場所だ。
のんびりとした環境の良いところと思えそうだが
一度、大型台風でも来れば島全体が波に呑み
込まれてしまうので緊急避難せざるを得ない。
この観測所で霧島連山の新燃岳の火山爆発に
より吹き上げられた火山灰が観測されている。
2400Kmほども離れた南鳥島まで2日間ほど
かけて飛んで来たらしい。
一方、北九州では中国の正月春節ごろから空が
どんよりと曇った空模様になった。
観測では、通常は大気中に5万個程度である
微粒子が、10倍も含まれており、分析の結果
人体に非常な危険性を備えた硫酸塩などである
ことが判明し、外出にはマスクの着用が必要に。
五島列島でもしばしば問題を引き起こしている
中国からの毒ガス攻撃なのだ。
火山灰も厄介なら、この毒ガスは更に厄介だ。
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