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2011年2月12日土曜日

新燃岳の火山灰が絶海の孤島に

ハワイの夕日  油絵  10号




東京から南東へ1800Kmの絶海に、日本の

最東端になる南鳥島がある。

三宅島や父島と違って、サンゴ礁が隆起して出来た

海抜が8mほどしかない平坦な島。

ここに自衛隊の駐屯所や気象庁の観測所などが

あり20人ほどの人が駐在している。

国防や海洋・気象観測など重要性を備えた場所だ。

のんびりとした環境の良いところと思えそうだが

一度、大型台風でも来れば島全体が波に呑み

込まれてしまうので緊急避難せざるを得ない。

この観測所で霧島連山の新燃岳の火山爆発

より吹き上げられた火山灰が観測されている。

2400Kmほども離れた南鳥島まで2日間ほど

かけて飛んで来たらしい。

一方、北九州では中国の正月春節ごろから空が

どんよりと曇った空模様になった。

観測では、通常は大気中に5万個程度である

微粒子が、10倍も含まれており、分析の結果

人体に非常な危険性を備えた硫酸塩などである

ことが判明し、外出にはマスクの着用が必要に。

五島列島でもしばしば問題を引き起こしている

中国からの毒ガス攻撃なのだ。

火山灰も厄介なら、この毒ガスは更に厄介だ。

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