ショートケーキなどに多く含まれるトランス脂肪酸の
安全性について、内閣府食品安全委員会では
安全性の確認に備えて専門調査会を設けて
検討を進めて来た。
２月２１日に公表された評価書では、過剰摂取に
よる身体に対する影響は小さいと結論付けた。
トランス脂肪酸は心疾患などに対する悪影響力を
備えているとして兼ねてから問題視されて来た。
トランス脂肪酸は不飽和脂肪酸を多く含む植物性
油脂を化学的に加工を加えて製造されるマー
ガリンやショートニングなどに含まれる。
天然の乳製品やバターなどにも僅かに含まれて
いるが、マーガリンなどには数％から１０数％と
多く含まれ、それだけ危険性を備えていることに。
欧米では既に、成分表示は義務化されているが、
２０１１年７月消費者庁の検討会は、成分表示の
義務化を先送りしている。
今回、専門調査会は、ＷＨＯが示す総エネルギー
摂取量の１％未満とする目標値に対して、通常
日本人の摂取量は欧米人に比べて少ないために
「健康への影響は小さい」と結論付けた。
だが、ケーキバイキングは勧めれるものではない。
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