毎年、東大寺二月堂で行われる修二会は通称
「お水取り」と呼ばれて関西では親しまれている。
東大寺を開いたとされる良弁僧正の高弟であった
実忠和尚が天平勝宝4年(752)に創祀した
十一面観音悔過の行法が今に伝わり、途切れる
ことなく続けられ、今年で1261回目となる。
本行に備えた2月20日の別火坊入りに始って、
3月1日から15日までの本行と、俗世界からの
接触を絶っての荒行が続く奈良時代からの
伝統の法行だ。
15日間の行を終えて下堂した練行衆の紙衣は
韃靼の行での松明を振り回す所作などによる
煤が付いて薄黒く汚れ、裾や尻の部分は擦り
切れたり破れたりと行の荒々しさを物語っていた。
早朝、行を終え祭壇を破壇した後に下堂した
練行衆は、参籠宿所で休んだ後、午後からの
開山堂への参拝に備えて昼食前に入浴。
この日の午前中は、韃靼の行で練行衆が被った
韃靼帽を乳幼児に被せて、健康な生育を願う
韃靼帽被せが行われ、大勢の子どもたちや
親たちと、満行の練行衆を祝う人たちで賑う。
お水取りが終わると春が来ると言い伝えている
関西にも、待ち遠しい春が来る。
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