江戸時代の中期、当時の発明家として、また
科学者であった平賀源内がひいきにしていた
ウナギ屋のオヤジの応援に、夏バテに備えて
土用の丑の日にウナギを食べると身体に良いと
宣伝したのがウナギを食べる習慣の始まりとか。
だが、昨年はひと頃の倍以上にも値上りし、庶民
には高根の花だったが、今年は少しは安そうだ。
今年は、７月２９日が土用の丑の日に当る。
スーパーやウナギ屋の店頭には予約の受付や
売出しに備えたポスターやのぼりが賑やかだ。
２０１３年は、養殖に使うウナギの稚魚のシラス
ウナギの採捕量が激減し、国内の養殖池に入れ
られた量が１２．９トンに止まり、稚魚１Kgが２５０
万円まで上って、採捕が砂金採り並みになった。
今年は５月までに２５トンと昨年の２倍の量。
値段が下がって、「砂金採り」が商売にならないと
止める人も出たようだ。
スーパー店頭の国産魚価格は、１７００～１８００
円程度まで下がっているが、中国、韓国、台湾
などでのシラスウナギ採捕量は昨年の４倍に
まで増えており、今後、輸入加工品の価格は
大幅な値下がりの可能性を備えている。
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